怖くてシュール!? でもクセになる…!『おふろ』
D:ふふふ。でもさ、不思議とクセになるかもしれないよ。なにしろ、絵本の中でのできごとだからね。信頼できる大人といっしょに読めば、きっと大丈夫。いっしょに怖さを受け取るというのも、幸せな体験の一つになるんじゃないかな。
ポ:たしかに、親子でドキドキしながらページをめくる時間って、からだの記憶に深く残りそうですね。
D:うんうん。あとね、そもそもおふろは、からだを洗うだけのところじゃないぞ。この『わにわにのおふろ』は、おふろの絵本なのに、からだを洗うシーンが出てこないんだ!
おふろなのにからだを洗わない!? 迫力満点、ごきげん絵本『わにわにのおふろ』
D:子どもも「こんな入り方があるんだ! 自分もやってみたい!」って、つい真似してみたくなる! そして入ってくれたらこっちのもの。すかさず、つるつる〜っと洗っちゃう!
ポ:楽しくコミュニケーションをとりながら入れそうですね。……あぁ、そうだ。これまではおうちにあるおふろの絵本でしたが、ちょっとおでかけして、銭湯の絵本なんかどうでしょう?
みんなで集い、汗を流す。心まであたたまる『おふろやさん』
ポ:大人も子どもも、太った人もやせた人も、体一つで湯舟につかれば、みんなおんなじ、汗を流す仲間ですね。なんだか心までポカポカしてきます。
D:他にも、ちょっとワンダーランドな銭湯を楽しみたいなら、この絵本もおすすめだよ。
パ、パンダってそうなってたの!? 驚きの秘密が明かされる『パンダ銭湯』
D:ふふふ、驚きの秘密は、読んだ人だけのお楽しみ。今の小さな子どもたちには、銭湯って未知の世界かもしれないよね。不思議な世界への興味から、おふろに足が向いてくれるといいなあ。