【研究テーマ 10】すききらいする娘と読むのにいい絵本ってある?
ポン子(以下:ポ):うう……。誰にでも、すききらいってあるじゃないですか! パンの耳って、パサパサしていて苦手なんですよ。
D:そんな君が考えるのに、ちょうどいい絵本のテーマが来ているよ。「たべもの絵本」。
ポ:すききらいの激しい娘ちゃん、わかるなあ。苦手なものは苦手なんですよ。
D:まあまあ。無理に食べようとするから、嫌いになってしまうのかもしれないよね。味はともかく、いろんな食べ物と仲良くなってもらいたいな。私は、このいくらとともだちになりたい!
大爆笑! な食べ物(?)絵本『いくらなんでもいくらくん』
D:こんないくらがあったら、いくらでも買っちゃう!
ポ:このつぶつぶが、気持ち悪いようで全然いやじゃない。読んでいるうちに、いろんな食べものに愛着がわいてきます。……この『つるつるプール』は、何の食べ物が主役でしょう? なんか、細い……?
めん一本にも個性があります!『つるつるプール』
ポ:お~! 一本一本にお顔があって、個性がある……食べたいような、食べたくないような。
D:ふふふ。楽しい絵本を見ていると、好き嫌いというよりも、食べものに興味が出てくるでしょ。さあ、どんどんつるつるいくよ! お次は関西弁のこんぶのおはなし。
相方を探して三千里…読めば読むほど味が出る『こんぶのぶーさん』
D:うんうん。繰り返し読んでいるうちに、こんぶのことが好きになっちゃうこと間違いなし。で、漫才なら、この『ガムのようせい』もおすすめやで!
笑い飯のネタから生まれた、伝説のお笑い食べもの絵本『ガムのようせい』
D:テンポのよい掛け合いのようなリズム、最高にシュールな絵。食べものも絵本も、いろいろあるよねえ。