猫が主人公! 親子で読みたい「猫の絵本10選」

2月22日は「猫の日」。子どもにも大人にもおすすめの絵本をご紹介

げんき編集部

2月22日はにゃんにゃんにゃん。「猫の日」です。猫の魅力は甘えん坊で表情や動きが愛らしく、つかず離れず、自由気まま。人間の子どもにも少し似ているかもしれません。

猫が主人公の絵本は数多くあります。その中から、げんき編集部がおすすめする親子で楽しめる「猫の絵本」をご紹介します!
猫の絵本 おすすめ10選

「おにゃんこタクシー」

「おにゃんこタクシー」(2024年1月25日)
作:はっとりひろき/定価:1705円(税込み)/講談社
変幻自在なタクシーに注目!
ねこのタクシー運転手・ねこすけさんが運転する「おにゃんこタクシー」はせまいところも高いところ、水の中もへっちゃら! お客さんはいつもいっぱいです。でも今日は息子ねこたろうの誕生日。早く帰れるといいのですが……。各ページにちりばめられた遊び心あふれる「しかけ」も必見!

「新装版 ねこの絵本」

「ねこの絵本」(2007年5月12日)
作:いもとようこ/定価:1760円(税込み)/講談社
優しい絵にほんわか癒やされる
おかあさんやきょうだいといっしょの猫の姿が優しいタッチで描かれた絵本。じゃれたり、あまえたり、ゴロゴロ寝ころがったり。優しくふんわりしたタッチに親子で癒やされます。

「でんにゃ」

「でんにゃ」(2020年4月17日)
作:大塚健太、絵:柴田ケイコ/定価:1350円(+税)/パイインターナショナル
猫が電車だったら? 困るに決まってる!
ねこの電車「でんにゃ」。魚屋さんでごはんを食べたり、屋根の上で昼寝したり、ねずみを追いかけたりと、寄り道ばかりして目的地になかなか到着できません。猫の自由な様子が楽しいユーモアにあふれた物語です。イラストを手掛けたのは「パンどろぼう」シリーズの柴田ケイコ。

「ねこです。」

「ねこです。」(2018年9月5日)
作:北村裕花/価格:1485円(税込み)/講談社
クスッと笑えるいろいろな猫の表情
毛糸玉に見えるかたまりやひょっこり現れるしっぽ、ふわふわしたおふとんのようなかたまり……、かわいい猫の様子や表情が楽しめる絵本。迫力あるイラストで描かれたいろいろな猫のなかに、猫じゃないのが潜んでいる?

「ねこはるすばん」

「ねこはるすばん」(2020年9月10日)
作:町田尚子/定価:1650円(税込み)/ほるぷ出版
実は留守番してない? 猫の一日
数多くの猫の絵本を手がける町田尚子が、人間が出かけたあとの飼い猫の一日を描いた作品。カフェに行ったり、身だしなみを整えて、映画館にも! 知られざる猫の世界の描写に想像力が刺激されます。

「ねんねこ」

「ねんねこ」(2020年7月21日)
作:ザ・キャビンカンパニー/定価:1430円(税込み)/小学館
おやすみ前にぴったり! 夢の中で待ち合わせ
「おかあさんといっしょ」の「しりたガエルのけけちゃま」のデザインを手がけた、2人組の絵本作家ザ・キャビンカンパニーによるおやすみ絵本。なかなか眠ろうとしない子猫にお母さん猫が夢の中の待ち合わせ場所を次々と提案します。マクドナルドの「ほんのハッピーセット」の絵本として登場し、再構成されました。

「ノラネコぐんだん パンこうじょう」

「ノラネコぐんだん パンこうじょう」(2012年11月15日)
作:工藤ノリコ/定価:1430円(税込み)/白泉社
親子で大笑い! 悪くてかわいい猫軍団
8匹のノラネコたちが、毎回悪だくみを企む人気シリーズの1作目。おいしそうなふかふかパンが気になった食いしんぼうのノラネコたちは、ワンワンちゃんのパンこうじょうに潜入。見よう見まねでパンづくりを始めます。「お約束」となったコミカルなストーリー展開とずんぐりむっくりした体型、ふてぶてしい表情が魅力的です!

「ノンタンおしっこしーしー」

「ノンタンおしっこしーしー」(1987年8月)
作・絵:キヨノサチコ/定価:660円(税込み)/偕成社
トイトレに大活躍! 楽しくおしっこの練習ができる
白い猫の男の子ノンタンの日常を描いたシリーズ「ノンタン」。ノンタンが耳をかたむけると、ぶたさん、たぬきさん、くまさん……みんなのおしっこの音が聞こえてきます。「トイレトレーニングにぴったり!」「トイレにいくときに『しーしー』と声を出すようになった」という読者からの声多数!

「100万回生きたねこ」

「100万回生きたねこ」(1977年10月19日)
作・絵:佐野洋子/定価:1650円(税込み)/講談社
大人も何度も読み返したくなる名作
100万回死んで、100万回生きたとらねこが主人公。あるときは王様の猫、またあるときは船乗りの猫。やがてとらねこは美しい白猫と出会い、愛すること、悲しむことを知ります。77年の発売以来、長年大人にも愛されるロングセラーです。

「ふうせんねこ」

「ふうせんねこ」
作・絵:せなけいこ/定価:880円(税込み)/福音館書店
イヤイヤ期のお子さんにぜひ!
「片づけるのはいや」「妹にあめをやるのはいや」わがままを言い続ける怒りんぼのおねこさん。ぷーぷーと怒った顔はどんどんふくらみ、空へぷーと舞い上がり、遠くへ行ってしまいます。手がけたのは、「ねないこだれだ」など温もりを感じさせる貼り絵と予想外の展開で人気のせなけいこ。
猫を主人公にした、ユーモアと優しさにあふれた絵本はたくさんあります。ぜひ親子でお気に入りの一冊を見つけてみてください♪
げんきへんしゅうぶ

げんき編集部

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki