長崎で大型ティラノサウルスのなかまの歯の化石発見

2015.11.11

長崎市内にある約8100万年前の白亜紀後期の地層から、ティラノサウルスのなかまの化石が発見されました。
化石は２つの歯で、大きさとかたち、出てきた地層をしらべたところ、ティラノサウルスのなかまの特徴があることがわかりました。
ティラノサウルスのなかまは小さいもので全長2〜3m、大きなものは10mをこえますが、今回見つかった歯のサイズは、北米のティラノサウルス、アジアのタルボサウルスなどティラノサウルスのなかまの大型種とおなじくらいの大きさでした。
これまでに国内で見つかっているティラノサウルスのなかまの化石は、どれも小型種のものであり、大きなティラノサウルスのなかまの化石が見つかったのは、今回がはじめてです。
長崎市から発見されたティラノサウルス科（左・中）と他の獣脚類（右）の歯の化石
画像提供：長崎市教育委員会・福井県立恐竜博物館
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