一方、ボルギルスの行動を調べていたドイガキは、その行動の理由に気づく。ボルギルスはエネルギーを食糧にしていたのだ。ボルギルスが襲ったパリではテックブースターの動力部が作られ、上海ではテクノプラズマキネティックシステムの最終テストが行われていた。ボルギルスは、テックブースターのテクノプラズマを食べようとしていたのだ。そして先日、日本に現れたボルギルスの目的地は、現在ムサシが働いている宇宙開発センターだと推測された。
再びボルギルスが出現し、EYESはテックブースターの動力を停止させるように宇宙開発センターに連絡をするが、動力を止めてもテクノプラズマが収まるには時間がかかる。木本博士は、職員たちに施設から避難するよう指示するが、このままではテックブースターが破壊されてしまう。一方、EYESも出動してボルギルスの進路を変更しようと試みるが、ボルギルスはテクノプラズマに一直線だ。ヒウラキャップは単身、地上から誘導弾でボルギルスの注意を引こうとする。
「大切なものを守りながら、怪獣を保護する」そう言って作戦を開始するヒウラキャップの想いは、ムサシも同じだった。EYESの隊員服に身を包んだムサシはヒウラキャップのもとに急行し、攻撃を受けてしまったヒウラキャップを助け出す。
再びEYESに迎えられたムサシだったが、フブキたちの乗るテックサンダー1号が攻撃を受けて飛行不能になってしまう。ムサシはウルトラマンコスモスに変身して、テックサンダー1号を助けると、エナジーシュートを発射。それを食べたボルギルスは満腹になり、満足してその場で眠りについたのだった。