2月6日 ザ☆ウルトラマン お猿のモンキが怪獣と融合してしまう!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月6日(1980年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月6日」(1980年)。
ネオドストニーと戦うウルトラマンジョーニアス  ©円谷プロ
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『ザ☆ウルトラマン』は、ウルトラマンシリーズ初のテレビアニメーション作品として1979年4月4日より放送が開始された。科学警備隊のヒカリ超一郎隊員は、ウルトラの星・U40からやってきたウルトラマンジョーニアスと一体化し、怪獣や宇宙人と戦う。アニメーション制作は日本サンライズ(現・サンライズ、バンダイナムコフィルムワークス)が担当し、著名なクリエーターが多数参加している。

科学警備隊のマスコットといえる、お猿のモンキ。しかしある日、ヘラー軍団が怪獣を地球に送るために用意した物質電送機により、モンキは電送されてきた怪獣と融合し怪獣化してしまう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

モンキが怪獣になってしまう

いつもピグと一緒に行動しているモンキ  ©円谷プロ
1980年2月6日は『ザ☆ウルトラマン』第43話「怪獣になったモンキ!?」が放送された日です。地球の近くに謎の物体が漂流。宇宙工学研究所の所長によって回収され、地球防衛軍極東ゾーンに運ばれた。当初は無人宇宙船だと思われていたその物体は、所長によってくわしく調査された結果、物質を離れたところに瞬時に移動させる「物質電送機」であることが判明。しかし、この機械は物質を受信するためのもので、別に送信する機械があると考えられた。

ゴンドウキャップは、敵が地球に怪獣を送りつけることを目的に物質電送機を宇宙に漂流させた可能性もあると考え、装置の破壊を決定。しかし、研究所の所長は、現在の人類の科学力では到底作ることのできない物質電送機を破壊することに反対。せめて調査のための時間がほしいと訴える。ゴンドウキャップは破壊までの猶予の時間を提示するが折り合いがつかず、最終的に「全責任は私が取る」という所長の言葉を受け入れることになってしまう。

だが、物質電送機は、やはりヘラー軍団が怪獣を地球に送り込むために用意したものだった。土星の衛星・タイターンに作られたヘラー軍団の前線基地で、最高司令官のロイガーが部下に命じて怪獣・ドストニー1号を地球に電送。しかしそのころ、地球にある受信機では、モンキが野生のリスを追いかけて受信機の中に入ってしまっていた。モンキは電送されたドストニー1号と融合し、怪獣になってしまう。
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