あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月6日」(1980年)。
科学警備隊のマスコットといえる、お猿のモンキ。しかしある日、ヘラー軍団が怪獣を地球に送るために用意した物質電送機により、モンキは電送されてきた怪獣と融合し怪獣化してしまう。
モンキが怪獣になってしまう
ゴンドウキャップは、敵が地球に怪獣を送りつけることを目的に物質電送機を宇宙に漂流させた可能性もあると考え、装置の破壊を決定。しかし、研究所の所長は、現在の人類の科学力では到底作ることのできない物質電送機を破壊することに反対。せめて調査のための時間がほしいと訴える。ゴンドウキャップは破壊までの猶予の時間を提示するが折り合いがつかず、最終的に「全責任は私が取る」という所長の言葉を受け入れることになってしまう。
だが、物質電送機は、やはりヘラー軍団が怪獣を地球に送り込むために用意したものだった。土星の衛星・タイターンに作られたヘラー軍団の前線基地で、最高司令官のロイガーが部下に命じて怪獣・ドストニー1号を地球に電送。しかしそのころ、地球にある受信機では、モンキが野生のリスを追いかけて受信機の中に入ってしまっていた。モンキは電送されたドストニー1号と融合し、怪獣になってしまう。