9月23日 ウルトラマンジード マグニフィセントがペダニウムゼットンを倒す!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 9月23日(2017年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月23日」(2017年)。
ペダニウムゼットンと戦うウルトラマンジード マグニフィセント  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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ニュージェネレーションウルトラマンシリーズ第5作の『ウルトラマンジード』。悪に堕ち、幾度となく宇宙を危機に陥れたウルトラマンベリアルの遺伝子を受け継ぐ朝倉リク=ウルトラマンジードは、自身の運命を乗り越え、ベリアル融合獣に立ち向かう。

伏井出ケイによって、リクの出生の秘密が明かされた。リクは、ウルトラカプセルを起動させることを目的に、伏井出がウルトラマンベリアルの遺伝子をもとに作り上げた「ウルトラマンの模造品」だったのだ。事実を告げられ、困惑するリクに、伏井出はゼットンとキングジョーの怪獣カプセルの力でペダニウムゼットンにフュージョンライズ(変身)して襲いかかる。ジードは敗れ、ウルトラカプセルを奪われてしまったのだった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

リクが名付けの親と出会う

2017年9月23日は『ウルトラマンジード』第12話「僕の名前」が放送された日です。再びペダニウムゼットンが現れた。しかし、リクはウルトラマンジードへの変身に必要なウルトラカプセルを奪われており、ウルトラマンゼロは伏井出の黒幕が潜んでいるとみられる地点の調査に向かっていて、地球にいない。ウルトラマンのいない街を一方的に破壊するペダニウムゼットンだったが、自分の繰り出した攻撃の負荷により、機能を停止した。

一方、リクは誰も知らないはずの星雲荘の入り口に置いてあった自分宛の手紙の差出人のもとに向かう。差出人の名前は、リクと同じ「朝倉」という人物だった。そして、リクはひとりの老人と出会う。朝倉 錘(すい)と名乗るその老人は、リクがほしがっていたゲーム機とゲームを用意していた。さらに、リクがジードとして戦ってきたこと、ダーク・ゾーンに隠れているペガのことも見抜く。錘は3ヵ月前にリトルスターを宿し、見たいものを自由に見る力を得たらしい。その力により、錘はリクがジードであることも知っていた。そして、病気により余命が短い錘は、一度リクと話をしたかったと言う。

19年前、赤ん坊のリクは、伏井出ケイによって天文台で置き去りにされていた。保護されたリクに、当時町長だった錘は、自分の苗字と「リク」という名前をつけ、戸籍を登録したのだ。
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