『ウルトラＱ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。
あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか？ 今回取り上げるのは「10月10日」（2020年）。
あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか？ 今回取り上げるのは「10月10日」（2020年）。
メツボロスと戦うウルトラマンゼット デルタライズクロー ©円谷プロ PHOTO/講談社
ニュージェネレーションウルトラマンシリーズ第８作の『ウルトラマンＺ』は、ウルトラマンゼロの弟子を自称するウルトラマンゼットが、対怪獣ロボット部隊 ストレイジの隊員であるナツカワ ハルキと一体化。ウルトラメダルを駆使して、怪獣や宇宙人から市民をまもるために戦いを繰り広げる。往年の作品に登場した怪獣セブンガーたちが、対怪獣ロボット「特空機」というストレイジの戦力として登場するのも特徴だ。
ストレイジのユカが幼いころに見た、ホロボロスが目覚めようとしていた。ユカはホロボロスを鎮める方法を探し出そうとするのだが……。
ストレイジのユカが幼いころに見た、ホロボロスが目覚めようとしていた。ユカはホロボロスを鎮める方法を探し出そうとするのだが……。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日？
ホロボロスが復活する
2020年10月10日は『ウルトラマンＺ』第16話「獅子の声」が放送された日です。333年周期で目覚めるという怪獣・ホロボロス。ユカによると、その333年目は今日であり、正午にホロボロスが目覚めるという。ユカはハルキを連れ、獅子ヶ丘町へ調査に向かった。
獅子ヶ丘町は、ユカの曽祖母が暮らしていた町で、ユカも幼いころは毎年夏に訪れていたらしい。そして、そこで本物のホロボロスと出会ったと言う。この経験がきっかけで、ユカは怪獣を研究する仕事に就いたのだ。ホロボロスの復活を阻止するため、ユカたちは調査を開始。そこで、ふたりは貝の化石のようなものを発見する。
そして、正午になると、ユカの推測どおり、地中からホロボロスが出現した。ユカは古文書に記された情報から、波の音を聴かせればホロボロスは鎮まると考え、スピーカーから波の音を流す。しかし、それは逆効果だった。ホロボロスは興奮し、体から電流を発して街を破壊する。
獅子ヶ丘町は、ユカの曽祖母が暮らしていた町で、ユカも幼いころは毎年夏に訪れていたらしい。そして、そこで本物のホロボロスと出会ったと言う。この経験がきっかけで、ユカは怪獣を研究する仕事に就いたのだ。ホロボロスの復活を阻止するため、ユカたちは調査を開始。そこで、ふたりは貝の化石のようなものを発見する。
そして、正午になると、ユカの推測どおり、地中からホロボロスが出現した。ユカは古文書に記された情報から、波の音を聴かせればホロボロスは鎮まると考え、スピーカーから波の音を流す。しかし、それは逆効果だった。ホロボロスは興奮し、体から電流を発して街を破壊する。
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