あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「7月19日」(1974年)。
街に現れたフリップ星人に挑んだゲンは、分身能力を持つフリップ星人に為すすべもなく、攻撃されてしまう。しかし、その場にいた津山という青年は、本物のフリップ星人を見抜き、撃退した。ダンは、津山に弟子入りするようゲンに言い渡すが、津山に良い印象を持たないゲンはそれをためらう。
敵の分身を見破る青年
百子と親しげだった青年のことが気になるゲン。すると、街に宇宙人が出現したという連絡を受ける。ゲンは現場に向かうと、百子と先ほどの青年が襲われそうになっていた。ゲンは襲っている宇宙人・フリップ星人と戦おうとするが、青年はMACにはフリップ星人は倒せないと言う。
敵は分身してゲンを攪乱。後ろから襲われ、ゲンは気絶してしまう。しかし、逃走しようとするフリップ星人を青年が阻止。フリップ星人は分身し、襲いかかるが、青年はにせものに惑わされることなく、本物のフリップ星人を攻撃。結局、フリップ星人は逃走してしまうが、その青年の様子をダンが見ていた。
基地に帰還したゲンは、フリップ星人を逃がしたことをダンに𠮟責される。そしてダンはゲンに、先ほどの津山という青年に弟子入りするよう命じる。しかし、ゲンは津山に良い印象がなく、津山を頼らずに訓練をした。その後、再びフリップ星人が出現。MACは追い詰めるが、隊員のひとりが投げ飛ばされ、命を落としてしまう。
ダンは、ゲンが津山に教えを請わなかったことを見抜き、𠮟責。そして、仲間が死んだことや、これからも被害者が出る可能性があることを伝えて説得した。ダンの話を聞いたゲンは、津山のもとを訪れる。