7月18日 新武器を手にいれたウルトラマンゼットにゼッパンドンが迫る!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 7月18日(2020年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「7月18日」(2020年)。
ゼッパンドンと戦うウルトラマンゼット  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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ニュージェネレーションウルトラマンシリーズ第8作の『ウルトラマンZ』は、ウルトラマンゼロの弟子を自称するウルトラマンゼットが、対怪獣ロボット部隊 ストレイジの隊員であるナツカワ ハルキと一体化。ウルトラメダルを駆使して、怪獣や宇宙人から市民をまもるために戦いを繰り広げる。往年の作品に登場した怪獣セブンガーたちが、対怪獣ロボット「特空機」というストレイジの戦力として登場するのも特徴だ。

アラスカで謎の古代石器が発見され、日本に運ばれた。そんな中、街にぺギラが出現。冷凍光線を放つぺギラにゼットは苦戦するが、古代石器がゼットランスアローに変化。ぺギラを撃破したのだったが……。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ぺギラがウインダムを凍らせる

2020年7月18日は『ウルトラマンZ』第5話「ファースト・ジャグリング」が放送された日です。アラスカで、およそ3万年前につくられたと思われる古代石器が発見され、日本の帝都山大学に運ばれた。すると、とつぜん積乱雲が発生し、強烈な冷気とともに怪獣・ぺギラが出現。ぺギラは、街を冷凍光線で凍らせはじめる。
街に出現したペギラ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
ストレイジは、ナカシマ ヨウコ隊員を特空機2号・ウインダムで出撃させ、ペギラと戦闘を開始。一方、オオタ ユカ隊員は、ペギラが眠っていたのがアラスカであったことから、先日発見された古代石器と関連性があると考える。そして、古代石器がペギラを封印していたことが判明。ぺギラの目的は、古代石器の破壊だったのだ。運悪く、古代石器のある帝都山大学は避難場所に指定されており、多くの人々が避難している。

ヨウコはぺギラの進行を食い止めるために奮闘するが、冷凍光線を受けたウインダムは、機能停止に追い込まれる。変身するため、ウルトラゼットライザーを取り出すハルキ。しかし、彼の前に怪人が現れる。それは、ウルトラマンオーブの宿敵であるジャグラス ジャグラー(魔人態)だった。ジャグラーはハルキからウルトラゼットライザーを奪うと、姿を消す。一方、ペギラの攻撃を受けたウインダムは、ついに機能を停止。コックピット内も急激に温度が下がり、マイナス30℃になってしまう。

ヨウコは気を失ってしまうものの、「絶対に守る」とうわごとのように繰り返す。一方、ジャグラーは奪ったウルトラゼットライザーから、ダークゼットライザーを作り出していた。

変身できず、打つ手がないハルキだったが、ヨウコの意志の強さに触発され、セブンガーでぺギラに挑むことを決意。整備士たちに反対されながらも、無断出撃する。ぺギラに挑むセブンガー。しかし、ウインダムが苦戦した相手に、セブンガーが敵わないのは当然だった。ほとんど戦果をあげられないまま、ピンチになるハルキ。が、背部のブースターの炎で、ウインダムの氷を溶かすことを思いつく。
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