7月19日 ウルトラマンレオが心眼を会得しフリップ星人を撃破!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 7月19日(1974年)

テレビマガジン編集部

ゲンが特訓の末、心眼を会得!

津山は野外道場で瞑想をしていた。ゲンは津山に、分身したフリップ星人のどれを攻撃すればよいのかと尋ねるが、津山は、フリップ星人は1体だけしかいなかったという。まるで、フリップ星人が分身したのを知らないような口ぶりだ。津山はゲンに、近くに落ちている野球のボールを投げるように言うと、目をつぶった。言われた通り、ボールを投げるゲン。すると。津山は目を閉じたまま、次々とボールを避けていった。

津山は、目が見えていないのだ。津山はゲンに、目を閉じてボールを避ける特訓をさせる。ゲンは、分身しても本物のフリップ星人は1体だけであり、それを見極めることが必要であることに気づく。何度もボールを体に受け、ボロボロになるゲン。しかし、とうとうボールを察知し、目を閉じたままキャッチすることに成功した。さらに、不意打ちでダンが投げた杖にも反応。ダンはゲンの前に姿を現し、免許皆伝を言い渡す。

再度、街にフリップ星人が出現。MACから攻撃を受けると巨大化した。ゲンもウルトラマンレオに変身して、戦闘を開始。当初は優勢なレオであったが、フリップ星人は姿を消し、分身する。レオは身につけたはずの心眼を発揮できず、劣勢になってしまう。すると、ダンの乗ったマッキー3号が何故かレオを攻撃。追い詰められたレオは、特殊な泡を顔に噴射され、目が見えなくなってしまう。

しかし、それはダンの作戦だった。目が見えなくなることで神経が研ぎ澄まされたレオは、迫るフリップ星人を地面に叩きつけると、エネルギー光球で撃破するのだった。

分身宇宙人 フリップ星人

分身しても、実体は1体だけだ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
分身宇宙人 フリップ星人

身長/1.9〜47メートル
体重/90キロ〜1万9000トン

夜の街に現れた後、様々な場所に出現し、人を襲う宇宙人。分身能力を持ち、MACやレオを惑わすが、戦闘能力自体はあまり高くはないようだ。

登場エピソード:『ウルトラマンレオ』第15話「くらやみ殺法!闘魂の一撃」(1974年7月19日放送)
脚本:田口成光/特撮監督:大木 淳/監督:外山 徹

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7月19日はレオが心眼を会得した日

7月19日は分身能力を持つフリップ星人が出現。ウルトラマンレオが特訓の末、心眼を会得し、フリップ星人を撃破したエピソードの日。

津山は、怪獣による津波で沈められてしまった黒潮島(第1話「セブンが死ぬ時!東京は沈没する!」)の唯一の生き残りでした。家族や友人が死に、自身も目が見えなくなってしまったことからMACを恨んでいた津山でしたが、ゲンのような勇気ある隊員もいることを知ったのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 今日もウルトラ怪獣日和 2022』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。