どちらを救う!? 決断を迫られるコウダ隊員
コウダは最後の手段として、試作中のファイナルメガランチャーの使用を考える。しかし、ファイナルメガランチャーの威力では、中のヒビキ隊長も巻き添えになり、本部も30%ほどの被害を受けてしまう。地球防衛の要であるグランドームや、そこにいる人々を守るためにバゾブを倒すか、バゾブに捕らわれたヒビキ隊長とヘリオの職員を救うために、グランドームを捨てるか。コウダは決断を迫られていた。
そして、コウダはファイナルメガランチャー発射の準備をしつつ、最後の作戦に出た。アスカもウルトラマンダイナに変身して戦うが、バゾブの体内にヒビキ隊長がいるため思うように戦うことができない。
すると、コウダがTPCグライダーを操縦してやってきた。動力のないグライダーなら、バゾブの電磁波の影響を受けないのだ。グライダーはバゾブに捕まるも、コウダは電磁波を発するバゾブの額を攻撃。ヒビキ隊長たちが電気エネルギーをバゾブからヘリオに逆流させると、メカの動作を阻んでいた磁場は消滅した。
コウダはトルネードサンダーを撃つよう命令するが、コウダの乗るグライダーがバゾブに捕らわれているため、撃つことができない。すると、ダイナはミラクルタイプにチェンジ。光となってガッツイーグルSと一体化すると、トルネードサンダーとともに自らの体を発射させ、バゾブを撃破しつつ仲間たちを救出したのだった。
宇宙スパーク大怪獣 バゾブ
【ウルトラ怪獣事典】
宇宙スパーク大怪獣 バゾブ
身長/65.5メートル
体重/7万2400トン
電気エネルギーを狙って宇宙発電所ヘリオを飲み込み、さらに地球の基地・グランドームを襲撃しようとした怪獣。頭部から電磁波を放ち、半径3キロの電子機器を使用不能にする。その強力な磁界はガッツイーグルSのビーム攻撃も曲げてしまう。スーパーGUTSの活躍により電磁波の発生が止まり、ダイナとスーパーGUTSの共闘によって倒された。
登場エピソード:『ウルトラマンダイナ』第34話「決断の時」(1998年5月2日放送)
脚本:吉田 伸/特技監督:佐川和夫/監督:小中和哉
今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
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5月2日はバゾブがヒビキ隊長を飲み込んだ日
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テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga Instagram:@tele_maga
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