あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月5日」(1996年)。
北川市の海岸に怪獣の死骸が漂着。しかし、その怪獣・シーリザーが突如動き出した。攻撃を体に吸収するシーリザーを倒すため、前線で指揮を執るムナカタ・セイイチリーダーはさまざまな作戦を立案、怪獣を倒すために奮闘する。
漂着した怪獣の死骸の始末もGUTSの仕事!?
怪獣が漂着した海岸には、すさまじい異臭が漂っていた。GUTSは怪獣の細胞サンプルの採取を開始すると同時に死骸の対処を検討するが、悪臭を嫌がる地元住民の要望ですぐに焼却処分されることが決まる。イルマ・メグミ隊長は、ヤナセ・レナ隊員にアルチハンドを搭載したガッツウイング2号で死骸を持ち上げ、移動させる作戦を指示。ダイゴのガッツウイング1号もサポートに向かわせる。
アンカーを死骸に突き刺し、引き上げを開始するガッツウイング2号。しかし死骸は非常に脆く、アンカーの刺さった周辺がちぎれて落下してしまうと、怪獣の死骸は突然立ち上がる! 液化天然ガスのコンビナートに向かって直進する怪獣・シーリザーに対し、現場で指揮を執るムナカタリーダーはダイゴとシンジョウ・テツオ隊員にその進行方向を変えるよう指示をする。しかし、ダイゴたちが撃ち込んだミサイルは敵の体に命中するも、そのまま体内に取り込まれてしまう。