あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月16日」(1998年)。
第35~36話は劇場版『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』に引き続き、旧GUTSのメンバー(イルマ、ムナカタ、シンジョウ、ホリイたち)がゲスト出演するストーリーとなっている。
かつてGUTSの一員としてウルトラマンティガとともに戦ったシンジョウの乗るロムルス三世号が、冥王星で行方不明になった。現在は、TPCと共同で「コスモネット計画」を進める民間企業PWIで勤務するホリイとスーパーGUTSはシンジョウの救出に成功する。
だが、救出に向かった移動基地クラーコフにはスフィアが取り付いていた。スフィアは、六甲山でネオマキシマエンジンと岩石に融合して宇宙合成獣 ジオモスが誕生してしまう。アスカはダイナに変身して戦うが、その怪力に圧倒されて敗北。変身アイテムのリーフラッシャーを紛失してしまう。
ダイナに勝利したジオモスがネオジオモスへと変貌!
一方、ホリイの息子・ツグムと娘・ミライは、リーフラッシャーを見つけて回収する。当初はそれが何かわからなかったが、その後リーフラッシャーから温かい光を感じ、それがダイナの大事なものであると感じた。
そして、ジオモスが大阪ベイエリアの南港に出現しようとしていることがわかる。現場に向かうスーパーGUTS。そしてホリイは、シンジョウをある場所へと連れ出す。そこには、整備されていたガッツウイングと、シンジョウがホリイに預けていた隊服があった。ふたりは再びGUTSの隊服に袖を通し、ガッツウイングで出撃するのだった。
スーパーGUTSの隊員たちとガッツウイング、さらにTPCの戦車がジオモスを迎え撃って相手を破壊するが、それは抜け殻だった。ジオモスは脱皮して、ネオジオモスとなっており、大阪城公園に出現する。