5月16日 ウルトラマンダイナがGUTS&スーパーGUTSとネオジオモスに挑む!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月16日(1998年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月16日」(1998年)。
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怪力で高い防御力を持つジオモスと戦うウルトラマンダイナ 第35話「滅びの微笑(前編)」より  ©円谷プロ PHOTO/講談社
“平成ウルトラマンシリーズ”第2作の『ウルトラマンダイナ』は、宇宙の「光」と出会ったアスカ・シンの物語。防衛隊・スーパーGUTSの新米隊員であるアスカはウルトラマンダイナに変身し、フラッシュタイプ、ミラクルタイプ、ストロングタイプの3形態を駆使して謎の宇宙球体スフィアの脅威から地球を守る。

第35~36話は劇場版『ウルトラマンティガ&ウルトラマンダイナ 光の星の戦士たち』に引き続き、旧GUTSのメンバー(イルマ、ムナカタ、シンジョウ、ホリイたち)がゲスト出演するストーリーとなっている。

かつてGUTSの一員としてウルトラマンティガとともに戦ったシンジョウの乗るロムルス三世号が、冥王星で行方不明になった。現在は、TPCと共同で「コスモネット計画」を進める民間企業PWIで勤務するホリイとスーパーGUTSはシンジョウの救出に成功する。

だが、救出に向かった移動基地クラーコフにはスフィアが取り付いていた。スフィアは、六甲山でネオマキシマエンジンと岩石に融合して宇宙合成獣 ジオモスが誕生してしまう。アスカはダイナに変身して戦うが、その怪力に圧倒されて敗北。変身アイテムのリーフラッシャーを紛失してしまう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ダイナに勝利したジオモスがネオジオモスへと変貌!

1998年5月16日は『ウルトラマンダイナ』第36話「滅びの微笑(後編)」が放送された日です。第35話「滅びの微笑(前編)」でダイナを退けた宇宙合成獣 ジオモスが大阪に出現。ホリイとナカジマ隊員はジオモスに発信機を撃ち込むと、ジオモスは地中へと姿を消した。

一方、ホリイの息子・ツグムと娘・ミライは、リーフラッシャーを見つけて回収する。当初はそれが何かわからなかったが、その後リーフラッシャーから温かい光を感じ、それがダイナの大事なものであると感じた。

そして、ジオモスが大阪ベイエリアの南港に出現しようとしていることがわかる。現場に向かうスーパーGUTS。そしてホリイは、シンジョウをある場所へと連れ出す。そこには、整備されていたガッツウイングと、シンジョウがホリイに預けていた隊服があった。ふたりは再びGUTSの隊服に袖を通し、ガッツウイングで出撃するのだった。

スーパーGUTSの隊員たちとガッツウイング、さらにTPCの戦車がジオモスを迎え撃って相手を破壊するが、それは抜け殻だった。ジオモスは脱皮して、ネオジオモスとなっており、大阪城公園に出現する。
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