あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月13日」(1997年)。
地球平和連合TPCの養成学校ZEROで訓練を行っていたアスカは、スーパーGUTSに入隊。火星に出現した怪獣・ダランビアとの戦いに挑んだ。そこでアスカは、ウルトラマンダイナに変身。その光の輝きでダランビアを撃破し、宇宙から飛来した謎の敵・スフィアを撃破していく。しかし、吹き飛ばされたダランビアが、火星基地の残骸と融合。ネオダランビアとして復活したのだった。
ダイナがネオダランビアを倒す
変身を解除したアスカは状況が完全にのみ込めていない。しかし、彼の足元では、ダイナへの変身アイテムであるリーフラッシャーが光を放っていたのだった。翌日、TPC総合本部基地・グランドームでは、火星を襲撃した謎の球体への対策会議が開かれた。ヒビキ・ゴウスケ隊長は「スフィア」と名付けられたその球体が人類の進歩を快く思っていないのだと感じていた。
一方、スーパーGUTSの司令室では、火星に現れた巨人の話で盛り上がっていた。かつて人類のために戦ってくれたウルトラマンティガのように、人類の味方であることを期待する隊員たち。ミドリカワ・マイ隊員は、「ダイナミック」から文字を取り、巨人をウルトラマンダイナと呼ぶことにしようと提案する。
すると、ヒビキ隊長が会議から戻ってきた。ヒビキ隊長は、アスカに対し、命令を無視しダランビアを攻撃した結果、自身とコウダ・トシユキ隊員を危険に晒したことを𠮟責。しかしアスカは、自分の判断では怪獣は倒せるはずだったと主張し、さらに怒られてしまう。