9月13日 ウルトラマンダイナ ミラクルタイプが初登場!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 9月13日(1997年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月13日」(1997年)。
グラレーンと戦うウルトラマンダイナ ミラクルタイプ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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“平成ウルトラマンシリーズ”第2作の『ウルトラマンダイナ』は、宇宙の「光」と出会ったアスカ・シンの物語。防衛隊・スーパーGUTSの新米隊員であるアスカはウルトラマンダイナに変身し、フラッシュタイプ、ミラクルタイプ、ストロングタイプの3形態を駆使して謎の宇宙球体スフィアの脅威から地球を守る。

地球平和連合TPCの養成学校ZEROで訓練を行っていたアスカは、スーパーGUTSに入隊。火星に出現した怪獣・ダランビアとの戦いに挑んだ。そこでアスカは、ウルトラマンダイナに変身。その光の輝きでダランビアを撃破し、宇宙から飛来した謎の敵・スフィアを撃破していく。しかし、吹き飛ばされたダランビアが、火星基地の残骸と融合。ネオダランビアとして復活したのだった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ダイナがネオダランビアを倒す

1997年9月13日は『ウルトラマンダイナ』第2話「新たなる光(後編)」が放送された日です。蜘蛛のようなフォルムをしていたダランビアは、基地の残骸と融合し巨大怪獣・ネオダランビアとして復活した。ダイナは敵の発生させるバリアや、触手のように伸びる腕といった予想外の能力に苦戦しつつも体勢を立て直す。そして、光線技を連続で繰り出しネオダランビアを怯ませ、必殺技のソルジェント光線で撃破したのだった。

変身を解除したアスカは状況が完全にのみ込めていない。しかし、彼の足元では、ダイナへの変身アイテムであるリーフラッシャーが光を放っていたのだった。翌日、TPC総合本部基地・グランドームでは、火星を襲撃した謎の球体への対策会議が開かれた。ヒビキ・ゴウスケ隊長は「スフィア」と名付けられたその球体が人類の進歩を快く思っていないのだと感じていた。

一方、スーパーGUTSの司令室では、火星に現れた巨人の話で盛り上がっていた。かつて人類のために戦ってくれたウルトラマンティガのように、人類の味方であることを期待する隊員たち。ミドリカワ・マイ隊員は、「ダイナミック」から文字を取り、巨人をウルトラマンダイナと呼ぶことにしようと提案する。

すると、ヒビキ隊長が会議から戻ってきた。ヒビキ隊長は、アスカに対し、命令を無視しダランビアを攻撃した結果、自身とコウダ・トシユキ隊員を危険に晒したことを𠮟責。しかしアスカは、自分の判断では怪獣は倒せるはずだったと主張し、さらに怒られてしまう。
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