あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月12日」(1998年)。
1980年代に、全世界で誕生した天才児たち。彼らは、アルケミー・スターズという科学者ネットワークを構築し、宇宙からの脅威に対抗するための準備をしていた。そして、ついにその脅威が現実となり、宇宙からの敵、怪獣・コッヴが現れる。アルケミー・スターズの一員である我夢は、量子加速領域で出会った光の巨人「ウルトラマン」と再会。その光を摑み、ウルトラマンガイアに変身したのだった。
我夢がXIGに入隊!
変身を解除した我夢は、ガイアの光をカプセルの中に収める。すると、XIGの司令塔の役割を担う大型ジェット機であるピース・キャリーが着陸。XIGの隊長である堤 誠一郎チーフが降りてくる。堤チーフに、戦いの様子を聞かれ、誤魔化す我夢。そして我夢はXIGの空中母艦基地 エリアル・ベースに自分を連れていってほしいと要求した。
エリアル・ベースや、XIGの戦闘機が採用している浮遊システム「リパルサー・リフト」。それを作ったのは我夢だった。ガイアの力を手にした我夢は、自分も前線で戦うことを決意。石室章雄コマンダーに、XIGへの入隊を志願する。その後、我夢は、先程の戦闘で出撃し、XIGファイターを使いこなせていなかったチーム・ライトニングの梶尾克美リーダーたちと面会。梶尾リーダーたちは、当初は元防衛軍のトップガンである自分たちが、一般人からアドバイスを受けることに不服だったものの、我夢のシステムを理解した操縦テクニックを目の当たりにし、受け入れることになる。