3月14日 ウルトラマンダイナ 子どもたちがゲームから出現した怪獣デマゴーグを応援!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」3月14日(1998年)

テレビマガジン編集部

怪獣トーナメントの優勝賞品はダイナとのバトル!?

アスカが攻撃を受けてから1週間が経過したが、その間目立った事件は発生しなかった。一方、太一が学校から帰宅すると、怪獣トーナメントの優勝賞品が到着していた。優勝賞品は新しい怪獣コロシアムのソフトと特殊ヘッドホンつきの専用コントローラーで、太一は早速ゲームをスタート。怪獣コロシアムの新作は、ウルトラマンダイナが対戦相手になっているようだ。

デマゴーグでゲームのダイナと戦う太一だったが、ヘッドホンをつけたときから、彼の表情はうつろだ。そして、デマゴーグはダイナを撃破。その様子を見ていた明智は「あとは怪獣を実体化させるだけだ」と、不敵な笑みを浮かべたのだった。

後日、アスカの前に無人の車が現れると、アスカのことをダイナと呼び、キッズコミュニティ社に導いた。誘いに乗ったアスカは社長室で明智と対面。明智は、怪獣コロシアムを使い、ダイナと戦わせるための怪獣を子どもたちに育成させていたことを明かす。

さらに、明智はチェーン星人レフトの姿に変身。以前アスカを襲ったチェーン星人ライトは彼の相棒で、戦闘に自信のあるライトは力で、頭脳に自信のあるレフトは知謀でダイナを倒そうと競っていたのだ。
頭脳を使ってダイナを倒す計画をたてたチェーン星人レフト  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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そして、市街地に実体化したデマゴーグが出現。アスカはダイナに変身し戦いを開始した。しかし、デマゴーグは怪獣コロシアムをプレイしていた子どもたちにとって、自分たちの代表だ。現実に出現したデマゴーグを見た子どもたちは、ダイナではなくデマゴーグを応援してしまう。

しかし、リョウの説得により、子どもたちはこれがゲームではなく現実であることに気づく。一方、デマゴーグを操っている子どもがいることを察したスーパーGUTSは怪電波をキャッチ。発信元の太一の自宅に急行した。

リョウとナカジマ ツトム隊員が太一の使用していたコントローラーを破壊すると、コントロールを失ったデマゴーグはチェーン星人レフトとライトのいるキッズコミュニティ社のビルを破壊してしまう。そのすきに、デマゴーグに圧されていたダイナは体勢を立て直すとフラッシュタイプからミラクルタイプにチェンジ。レボリウムウェーブ(リバースバージョン)でデマゴーグを撃破したのだった。
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