1月25日 魔神 エノメナからウルトラマンティガを救ったのは!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 1月25日(1997年)

テレビマガジン編集部

マスコット小怪獣 デバン 旅の一座といっしょに日本中をまわる  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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デバンの能力でエノメナを倒せ!

再び出現したエノメナから襲撃される「ゆかいな仲間たち」のメンバーを救出したGUTS。彼らは、公演会場で出会ったマスコット小怪獣 デバンを、当初は怪獣とは思わずに芝居の仲間に入れていた。生化学研究所によってデバンの解析が行われた結果、デバンはエノメナの放つ電磁波を打ち消す能力を持っており、そのためにエノメナから狙われていたらしい。

そこに、エノメナが出現。電磁波を発し、街を攻撃しはじめた。ヤズミ・ジュン隊員は、デバンを連れて街に向かおうとするが、デバンを戦いの道具にしたくない団長によって拒否される。デバンは劇団員たちとともにダイブハンガーを去った。

しかし、劇団の車で街を出ようとしていたところ、暴徒化した住民たちの攻撃を受けてしまう。傷つけられそうになる劇団の仲間や、争い合う住民たちを見かねたデバンは、無防備のまま車の外に出る。すると、電磁波が打ち消され、人びとは正気に戻っていった。

しかし、デバンはエノメナに発見され、攻撃される。ダイゴとシンジョウ・テツオ隊員が乗るガッツウイング1号は、電磁波の影響範囲に突入し決死の攻撃をしかけるが、エノメナには通用せず撃墜された。

ダイゴはウルトラマンティガに変身し、エノメナと交戦。エノメナの電磁波に苦戦するも、デバンが最後の力を振り絞って電磁波を無効化させる。するとティガはパワータイプにチェンジし、エノメナを圧倒。逃げようとするエノメナを、ティガ・ホールド光波で引き止め、必殺のデラシウム光流で撃破した。

命を落としてしまったと思われていたデバンだが、ダイゴに届いた手紙によって、生きていたことが判明する。デバンは「ゆかいな仲間たち」の一員として、これからも人々を楽しませるのだった。
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