
一方、かつてウルトラマン80=矢的 猛の教え子であり「落語」のあだ名で呼ばれていた男性が、校門の外から母校の桜ヶ岡中学校を見ていた。そこに、「スーパー」のあだ名で呼ばれていた男性が通りかかる。桜ヶ岡中学校は少子化により、隣町の学校と統廃合が決まっていたのだ。
校庭に入ってしまったふたりは、ひとりの教師から注意を受ける。実はその男性はふたりの同級生で、かつて不登校になっていたところを矢的先生に救われたことがきっかけで教師になった塚本幸夫だった。
昔話に花を咲かせていた3人。話題はある日突然いなくなってしまった矢的先生の話になる。中学校のころから先生がウルトラマン80ではないかと考えていた塚本はそのことを話すが、まだそんなことを言っているのかと笑われてしまう。そして3人は、学校がなくなる前にクラス会を企画するのだった。