矢的先生はクラス会に現れないのか?
その夜、ミライはウルトラマン80と交信をする。ミライは桜ヶ岡中学校で最後のクラス会をしようとしていることを教え、矢的先生として出席してほしいと伝えた。しかし、80は次々と出現する怪獣と戦うために、黙って学校を去ったことを悔いており、ミライに「矢的 猛が謝っていた」と伝えてほしいと依頼するのだった。
そしてクラス会の前日、新聞で80が地球にきていることを知った塚本たちは、明日学校で行われるクラス会にみんなが集まることを、矢的先生に届けと空に向かって呼びかける。翌日、学校の屋上でクラス会がはじまり、ミライも80の言葉を伝えるためにやってきた。そのとき、突如として校舎から発生していたマイナスエネルギーが高まり、怪獣 ホーが出現。ミライはメビウスに変身し、ホーに攻撃を仕掛ける。
しかし、ホーはメビウスを押し倒し、硫酸の涙を流しながら、駄々っ子のようにメビウスをはたく。そこに、ウルトラマン80が登場した。ホーは、やってきた80に喜ぶような素振りを見せ、80のバックルビームを受けて消滅するのだった。
80が恩師の矢的先生であると確信した元生徒たちは、屋上から80に自分たちの近況を伝え、「矢的先生 思い出をありがとう」の横断幕を広げて感謝の言葉を送る。生徒たちの歌う「仰げば尊し」を聴き終えた80は飛び去るが、矢的 猛の姿になって生徒たちのもとに向かうのだった。