9月27日 ウルトラマンレオ 怪獣になったカブトムシが地球に復讐をする!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 9月27日(1974年)

テレビマガジン編集部

サタンビートルが毒のゴミを撒き散らす!

夢から覚めると、ジロウはいつもどおり自分の部屋にいた。しかし、先ほど見た夢のせいでいつも以上に毒のゴミを恐れるようになってしまう。同じころ、宇宙ではUFOが地球に接近。それを探知した宇宙ステーションV9が破壊されてしまう。そして、敵は地球に到着。UFOだと思われていた物体は怪獣・サタンビートルだった。

サタンビートルが東京に向かっていることが市民に知らされ、外出を控えるよう通達が出る。しかし、母親から怪獣がカブトムシに似ていることを聞いたジロウは、クリーン星で再会したカブトムシが迎えにきたのだと思い、サタンビートルに近づいてしまう。それに気づいたゲンは、ウルトラマンレオに変身。サタンビートルに攻撃を開始する。

しかし、レオはサタンビートルの発射するロケット弾に苦戦。ジロウも爆風に吹き飛ばされ、気を失ってしまう。すると、再びジロウは夢を見る。夢の中でクリーン星人と再会したジロウは不思議なブランコに乗り、サタンビートルで地球を出ようと持ちかけられる。そして、クリーン星人に誘われブランコから降りると、ジロウはサタンビートルの頭の上に乗っていた。

しかし、サタンビートルは毒のゴミを撒き散らし、さらにジロウを振り落とす。すると、ジロウは目を覚ました。今までの夢は、クリーン星人が見せた悪夢だったのだ。飼っていたカブトムシが、ゴミを撒き散らす怪獣に改造されたと考えたジロウ。一方、レオは体勢を立て直し反撃。レオキックでサタンビートルを撃破したのだった。

宇宙昆虫 サタンビートル

ジロウは、自分が飼っていたカブトムシが変貌した姿だと思い込んでいたが、実際は違ったようだ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
宇宙昆虫 サタンビートル

全長/54メートル
体重/3万トン

母星を攻撃されたクリーン星人が、復讐のため地球に送り込んだ怪獣。腹部の両端についている、6つの砲門からロケット弾を発射する。羽根を広げて飛行することが可能。

登場エピソード:『ウルトラマンレオ』第25話「かぶと虫は宇宙の侵略者!」(1974年9月27日放送)
脚本:若槻文三/特撮監督:矢島信男/監督:前田 勲

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラマンネクサス』2023年10月2日(月)より配信開始!
https://m-78.jp/news/post-6867

9月27日はクリーン星人が復讐にやってきた日

9月27日は、環境破壊を嫌うジロウ少年の心を利用し、クリーン星人が復讐を行ったエピソードの日。事件を乗り越え、「体だけではなく心も弱くなっていた」と自覚したジロウは元気になりました。また、行方不明になっていたカブトムシも部屋の中で発見。ジロウはお見舞いにきたゲンやトオルたちと仲良く遊んだのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。