あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「7月22日」(1967年)。
ハヤタがウルトラマンと一体化する
ある日、科学特捜隊のハヤタはパトロール中に謎の青い発光体を目撃。追跡していたところ、それを追っていた赤い発光体と衝突してしまう。それにより、命を落としてしまったハヤタだったが、彼と衝突した赤い発光体の正体であるM78星雲人はハヤタに自分の命を授け、一心同体となって地球のために働きたいと話す。そして、ハヤタにベーターカプセルを渡したのだった。一方、現場に駆けつけた科学特捜隊はハヤタの乗っていた小型ビートルが炎上しているのを発見するが、現場にいた若者や警察官が怪現象を目撃したことからハヤタが生存している可能性があると考え、捜索を開始する。しかし翌日、湖から怪獣が出現。それは、青い発光体の正体であるベムラーだった。しかし、ベムラーはすぐに湖の中に潜って姿を消してしまう。すると、本部で待つフジ隊員のもとに、行方不明になっているハヤタから連絡が入る。
ハヤタの指示を受け、現場に特殊潜航艇S16号を運搬するフジ。そこへ、ボートに乗ってハヤタが現れる。ハヤタは「今までどうしていたのか」というムラマツキャップの質問に答えず、宇宙の長旅で疲れているベムラーを今のうちに撃破するよう進言する。そして、湖底のS16号と上空のジェットビートルによる挟撃「ウルトラ作戦第一号」が開始された。2機の連携攻撃によりダメージを受けるベムラー。最後はS16号の水中ミサイルを受け、ベムラーは爆散するのだった。