2月22日 ウルトラマンタロウ 冬眠から目覚めた怪獣ゲランが大暴れ!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月22日(1974年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月22日」(1974年)。
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ゲランと戦うウルトラマンタロウ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
1973年4月6日より放送が開始された『ウルトラマンタロウ』。ウルトラの父と、ウルトラの母の実子であるウルトラマンタロウは、宇宙科学警備隊ZAT(ザット)の隊員である東 光太郎と一体化し、怪獣や宇宙人と戦う。

白鳥健一少年の通っている小学校で、怪獣の卵が見つかった。勉強もスポーツも優秀で、剣道の達人でもある竜一少年は、卵から生まれた幼体を殺してしまうのだが……。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ゴルゴザウルス二世を倒したタロウだったが…

1974年2月22日は『ウルトラマンタロウ』第47話「日本の童謡から 怪獣大将」が放送された日です。ウルトラマンタロウは、地球を狙って近づいてくる怪獣・ゴルゴザウルス二世を発見し、地球に行かせないために先制攻撃を仕掛けていた。タロウは、姿を消す能力を持つゴルゴザウルス二世に苦戦して腕を負傷しつつも、ビーム手裏剣で辛くも勝利を手にする。

その後、ZATは東京の西部近郊に新たな異変を探知し、調査を行っていた。光太郎はその調査のなかで、ひとり泣きながら歌を歌う少年を発見。声をかけるが、少年は逃げるように去ってしまう。翌日、光太郎たちが健一の通う学校の前を通りかかると、ちょうど体育の授業をしている健一と遭遇した。光太郎は、児童たちのなかに昨日ひとりで泣いていた少年を見つける。健一によると、その少年は竜一という名前で、スポーツも勉強も何でもこなす優等生らしい。

竜一は剣道も得意で、教師を簡単に打ち負かした。すると、校庭で助けを呼ぶクラスメイトの女の子を発見。そこには、小さい怪獣がいた。竹刀で怪獣を叩き、駆除する竜一。そこには怪獣の卵がいくつもあり、竜一はそれを潰して回る。しかし、今度は地面が割れ、地中から怪獣・ゲランの頭と尻尾が現れた。
卵から孵化したゲランの子ども  ©円谷プロ
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