2月22日 ウルトラマンタロウ 冬眠から目覚めた怪獣ゲランが大暴れ!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月22日(1974年)

テレビマガジン編集部

ゲランが冬眠から目覚める

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地中から伸びるゲランの頭部と尻尾は、学校の敷地を包囲するように突き出しており、健一たちは講堂内に閉じ込められてしまう。竜一が助けた少女は骨折しており、走ることができない。ここで怪獣に食べられてしまうと、不安で泣き出す少女を竜一は元気づけるのだった。一方、騒ぎを聞きつけたZATは現場に到着するが、ゲランの反撃を受け、手を出せない。

ゲランは、胴体を地中に埋めたままだった。竜一は、これはゲランが完全に冬眠から覚めていないからだと考え、ゲランが再び眠るのを待つ。そして、竜一の推測どおり、ゲランが眠りはじめた。その隙に、学校から脱出する児童たち。しかし、竜一が誤って大きな音を出してしまったことで、ゲランは目を覚ました。竜一たちは、やむなく講堂に引き返すことに。

脱出のチャンスを逃してしまった児童たちは、自分たちがこうなったのは、竜一がゲランの卵を壊したためだと竜一を非難しはじめた。想いを寄せていた少女にも批判されてしまう竜一。すると、竜一は先生が持っていた刀を持ち出し、ゲランに突撃。ゲランの目に刀を突き刺した。

ゲランは痛みに悶え、地面を割って完全に姿を現す。光太郎はウルトラマンタロウに変身し、竜一に迫るゲランを攻撃すると、ゲランと残った卵をウルトラフリーザーで凍らせ、宇宙に連れ去ったのだった。

冬眠怪獣 ゲラン

口から炎を吐き、背中のトゲから槍状の光線を発射する。  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
冬眠怪獣 ゲラン

身長/120メートル
体重/4万7000トン

地底で冬眠していた巨大爬虫類で、地殻変動のため卵とともに地上に出てきてしまった。卵を壊されたことに怒り、校舎を破壊して暴れる。

登場エピソード:『ウルトラマンタロウ』第47話「日本の童謡から 怪獣大将」(1974年2月22日放送)
脚本:阿井文瓶/特撮監督:大木 淳/監督:山際永三

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2月22日はゲランが冬眠から目覚めた日

2月22日は、地殻変動によってゲランが目覚めたエピソードの日。優秀であるがゆえに友人たちから距離を置かれ、リーダーシップを発揮するもうまくいかずに批判の対象になってしまった竜一。孤独な竜一をZATは慰め、「たまには人前で泣くのもいい」と声をかけます。しかし、竜一にはその選択肢はないようで、笑顔で光太郎たちのもとを去っていったのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga