雪女はジョーニアスを捜す宇宙人だった!
ノアの母星は地球によく似た平和な星だった。しかし、近くの32番星が急激な膨張をはじめたため、82番星の表面温度が上昇。地表は砂漠化していった。科学者だったノアの父は、32番星の熱エネルギーをしずめるため「フリーザーG」という革命的な冷凍エネルギーを研究。しかし、最後の実験中に放射線装置に82番星の生物・ダランチュラスが紛れ込んでしまい、その放射線を浴びたダランチュラスが巨大怪獣に変貌してしまったのだ。
ノアは、ジョーニアスを探して地球にやってきた。ダランチュラスもスーパーマグマを狙い、ノアの後を追って地球に飛来してきた。時間のないノアは、スーパーマグマのエネルギーカプセルを「ジョーニアスに渡してほしい」と言ってヒカリに託そうとする。
そのとき、突如地響きが発生する。ダランチュラスがノアを見つけてしまったのだ。冷凍光線を吐き攻撃してくるダランチュラスの前に、科学警備隊が到着する。ダランチュラスの矛先がそちらに向いたすきに、ヒカリは「カプセルを必ずジョーニアスに渡す」と約束してその場を離れ、ウルトラマンジョーニアスに変身する。
ダランチュラスと戦闘を開始するジョーニアスだったが、スーパーマグマ発動には太陽光線が必要であり、深夜の現在では使うことができない。ダランチュラスの強力な冷凍光線により、追い詰められて行くジョーニアス。
戦いが続くなかで、夜が明けて太陽がのぼりはじめる。ジョーニアスは力を振り絞って敵の攻撃から脱すると、スーパーマグマのカプセルに太陽光線を吸収させて、胸のスターシンボルに装着。プラニウム光線で敵を炎上させたあと、スーパーマグマを撃ち込んでダランチュラスを撃破したのだった。