さらに、救助隊のトラックを発見した村人たちは薄い着物でたたずむ女性と、彼女に寄り添うオオカミがこちらを見ていることに気づく。気象観測班の拠点に着いた彼らは、調査班に参加したヒカリとムツミ隊員に「雪女が出た」と報告するのだった。一方、異常寒波の中心地が南アルプスであることに気づいた地球防衛軍は緊急対策本部を設置。ゴンドウキャップをはじめ、残りの科学警備隊メンバーも現場に赴くことになる。
この南アルプスの村には、雪女の伝説があった。科学警備隊は異常怪音波キャッチの知らせを受けて、スノーモービルで出動するが、ヒカリはどこからか響く狼の遠吠えを聞き、それが自分を呼んでいるのだと感じてスノーモービルでどこかに向かってしまう。そして、巨大な穴に潜む、羽の生えた蜘蛛のような怪獣と遭遇する。その怪獣が発射した光線を受けたスノーモービルは、一瞬で凍ってしまう。
氷結事件の犯人がこの怪獣だと察するヒカリ。すると、1匹の狼が現れてヒカリを誘うような仕草を見せる。狼についていったヒカリが広大な洞窟にたどり着くと、そこには謎のUFOが隠されていた。