あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月24日」(2016年)。
最強の魔王獣・マガタノオロチが現れた。怪奇現象追跡サイト・SSPの松戸シンと早見ジェッタがマガタノオロチの秘密に迫る中、夢野ナオミがジャグラス ジャグラーに斬りつけられてしまう。
ジャグラーに攫われたナオミ
一方、乗っていたSSP専用車が瓦礫に埋まり、身動きが取れないシンとジェッタ。すると、シンは自分たちがこれまで参考にしてきた歴史書の「太平風土記」が、古代の予知能力者が未来を予言した予言書なのではないかと思いつく。そして、太平風土記にはマガタノオロチが出現した後は、「陽に向かい、清浄の気を持つもの、オロチの邪気を阻み鬼門となる」と記されていた。ジェッタたちは、ある事実に気づき、SSPのサイトを更新する。
そのころ、ナオミは目を覚まし、ジャグラーと対峙していた。ジャグラーは、ナオミがガイの強さの秘密であり、弱点なのだと告げる。すると、ガイがやってきた。国際的特捜組織ビートル隊のVTOL機ゼットビートルを相手にマガタノオロチが暴れるなか、ジャグラーはガイに「唯一永遠なものは闇である」と語る。しかし、ガイは「永遠なものは愛であり、愛がこの宇宙を回しているのだ」と反論。ナオミも「自分の体は切れても、心は切れない」とジャグラーの考えを否定した。
すると、マガタノオロチに撃墜されたゼットビートルの一機が、ジャグラーとナオミに突っ込んでくる。ナオミの名前を叫ぶガイ。絶体絶命だと思われたが、ナオミはジャグラーに救われていた。