12月24日 ウルトラマンオーブがジャグラス ジャグラーとついに共闘!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 12月24日(2016年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月24日」(2016年)。
マガタノオロチ(中央)と戦う、ウルトラマンオーブ オーブオリジン(左)とジャグラス ジャグラー(魔人態)(右)  ©円谷プロ PHOTO/講談社
ニュージェネレーション ウルトラマンシリーズ第4作の『ウルトラマンオーブ』は、風来坊のクレナイ ガイが、歴代ウルトラヒーローの力を宿したウルトラフュージョンカードでフュージョンアップ(変身)。ウルトラマンオーブとなり、魔王獣や宿敵のジャグラス ジャグラーと壮絶な戦いを繰り広げる。

最強の魔王獣・マガタノオロチが現れた。怪奇現象追跡サイト・SSPの松戸シンと早見ジェッタがマガタノオロチの秘密に迫る中、夢野ナオミがジャグラス ジャグラーに斬りつけられてしまう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ジャグラーに攫われたナオミ

2016年12月24日は『ウルトラマンオーブ』第25話「さすらいの太陽」が放送された日です。ガイの目の前で、ジャグラス ジャグラーに斬りつけられてしまったナオミ。ガイが顔を上げると、ジャグラーもナオミも姿を消していた。ガイは不自然に置かれたマトリョーシカを調べると、そこにはナオミはまだ生きており、第三埠頭にいるというメッセージが仕込まれていた。

一方、乗っていたSSP専用車が瓦礫に埋まり、身動きが取れないシンとジェッタ。すると、シンは自分たちがこれまで参考にしてきた歴史書の「太平風土記」が、古代の予知能力者が未来を予言した予言書なのではないかと思いつく。そして、太平風土記にはマガタノオロチが出現した後は、「陽に向かい、清浄の気を持つもの、オロチの邪気を阻み鬼門となる」と記されていた。ジェッタたちは、ある事実に気づき、SSPのサイトを更新する。

そのころ、ナオミは目を覚まし、ジャグラーと対峙していた。ジャグラーは、ナオミがガイの強さの秘密であり、弱点なのだと告げる。すると、ガイがやってきた。国際的特捜組織ビートル隊のVTOL機ゼットビートルを相手にマガタノオロチが暴れるなか、ジャグラーはガイに「唯一永遠なものは闇である」と語る。しかし、ガイは「永遠なものは愛であり、愛がこの宇宙を回しているのだ」と反論。ナオミも「自分の体は切れても、心は切れない」とジャグラーの考えを否定した。

すると、マガタノオロチに撃墜されたゼットビートルの一機が、ジャグラーとナオミに突っ込んでくる。ナオミの名前を叫ぶガイ。絶体絶命だと思われたが、ナオミはジャグラーに救われていた。
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