ここがすごいぞ! 『キングオージャー』 ダグデド対王様戦隊! 避難計画ゼロの真相とは!?
スキマ時間で読む! 『王様戦隊キングオージャー』ストーリーと見どころポイント【第48話】
2024.02.11
宇蟲王ダグデド自らチキュー一掃を実行する!
とりあえずは平穏無事に進むかと思いきや、開巻早々、シュゴッダム・コーカサスカブト城の跡地に傷だらけのギラが立ち、その足元にはやはり傷だらけのヤンマ・ガスト、ヒメノ・ラン、カグラギ・ディボウスキ、リタ・カニスカ、ジェラミー・ブラシエリが転がっています。
そしておぼつかない足取りでギラが進む先には、勝ち誇った宇蟲王ダグデド・ドゥジャルダンと大量の怪ジームの大軍勢が!
「王様戦隊キングオージャー、最後の物語を始めよう」とのナレーションがかぶったところでオープニングが始まったのですが、これって王様戦隊が敗れるってこと……?
そして時は少々引き戻されます。
王様戦隊は打倒ダグデドの策を講じており、ヤンマは王の証の力を利用して最終無敵ロボット=超絶怒濤究極完全体キングオージャーを作ることを提案しました。
その完成のためには6人の王の証が必要だということですが、ジェラミーの王の証=紅紫の石はグローディを倒すために使ってしまい、今はありません。
となると、完全体キングオージャーは永遠に完成しないということになるのです。
しかしヤンマは、王の証がなければその代わりを作ればいいと提言、しかし、その手段については見当がついていないようです。
すると突然、会議の席にダグデドが現れました。
ダグデドは「今、自分の気まぐれでチキューを綺麗さっぱり片づけると言ったらどうする?」と、ふざけたことを聞いてきます。
王様戦隊はこれに応えず一斉に剣を抜いて王鎧武装、ダグデドに向かっていきました。
しかし、ダグデドは恐るべきパワーであたりを爆破、王様戦隊の攻撃をおちょくるようにかわしつつ、無数の剣を発生させて王様戦隊に攻撃!
さらに大量の怪ジームをチキュー全土に出現させて、民たちを翻弄、今ここにダグデドによるチキューの大掃除が始まったのでした!
避難計画ゼロの真の目的とは?
避難計画の発動に伴い、各国の王の側近たちは、王に託された国章入りのバッグを持って、民たちを誘導、避難を始めます。
しかし、その避難を怪ジームたちが阻んだのでした。
シュゴッダムではゴローゲやコガネ、ブーンたちが怪ジームに襲われていましたが、間一髪、ラクレスが駆けつけ救われました。
ラクレスはコガネたちに地下の避難場所へ逃げるようギラの命令を伝えますが、そこは“神の怒り”の際に避難した狭間の国ではない場所です。
民たちを引き連れたセバスチャン、クロダ、ゲロウジーム、シオカラ、モルフォーニャ、ドゥーガも避難場所で合流、そこへラクレスが乗ったキングコーカサスカブトが到着し、城の中に誘導、残る者たちも遅れて到着するシュゴッドに乗ってもらうと告げたのでした。
これを聞いた側近たちは、自分たちが知らされていない計画が王たちによって遂行されていることを察知、全員の避難が済むまで開けるなという命に背き、ドゥーガはギラから持っていくよう命じられていた国章がついたカバンを開けたのです。
中には王冠が入っていました。シオカラ、セバスチャン、クロダ、モルフォーニャも続けてカバンを開けたところ、やはりそれぞれの王の証が入っていたのです。
ダグデドと戦っている王たちがなぜ王の証を側近たちに預けたのでしょうか?
すると、ゲロウジームのバックの中に入っていたジェラミーのヴェノミックスシューターからホログラムが照射され、王様戦隊のメッセージが投影されたのでした。
それは側近と避難民たちに他の星への移住を命じるメッセージだったのです。
とにかく今は新たな星で生き延びて、ダグデドを倒す準備が整うまで次の世代につなげというのが避難計画ゼロの意図するところだったのです!