「世界一大きい乗り物」に秘められた、とんでもないすごい秘密!

世界最大の乗り物には秘密がいっぱい。親子で楽しむスペシャルクイズ!

テレビマガジン編集部

世界一大きい豪華客船にはこんなものまで!

答えは、③公園です。

船内には2万本の本物の樹木を植えた公園があります。海の上を走っているとは思えないような、まるで町なかの公園で緑の木々に囲まれて休憩しているような気分にさせる設備です。

ところで、ワンダー・オブ・ザ・シーズには8000人以上が乗れますが、列車には、もっと多くの人が乗っているのではないかと思う人もいるかもしれません。多くの車両を連結させた新幹線や満員電車には、いったい何人くらい乗っているのでしょうか。

新幹線E4系(8両×2編成、2階建て)は着席定員が1634人、山手線(11両編成)は定員1700人ほど(乗車率150%で2500人ほど)なので、ワンダー・オブ・ザ・シーズにははるかに及びません。

世界一大きい飛行機は?

もっとも多くの人を一度に運べる乗り物は客船。ワンダー・オブ・ザ・シーズは1隻で8000人を乗せて海の上を移動できるわけですが、では、一度にたくさんの人を乗せて空を飛べる飛行機は? それは「エアバスA380」です。全座席をエコノミーにすれば、定員は最大で853人。

エアバスA380は世界最大の旅客機です。しかし、世界一大きい飛行機ではありません。もし、世界一大きい飛行機に座席を設置したら1500~2000人が乗れます。エアバスA380の2倍以上の人数です。

その飛行機はウクライナでつくられた「ムリーヤ(An‐225)」という貨物輸送機。世界一大きくて世界一重い「史上最大の飛行機」です。
世界一大きくて世界一重い「史上最大の飛行機」ムリーヤ  写真:ロイター/アフロ
ムリーヤの全長は84m、全幅88.74mで、エアバスA380が全長約73m、全幅約80mですから、数字で比較するとその大きさがわかります。ムリーヤにはジェットエンジンが6基付いており、車輪は16対(タイヤ32本)。

乗員は6人で、大量の貨物を運ぶことができます。日本にも数回飛来しており、東日本大震災のあとには救援物資をフランスから成田空港に輸送しました。

では、ここでラストクエスチョン!
クイズ③ ムリーヤは世界中にさまざまな貨物を運びますが、じつは開発当初の目的は貨物輸送ではありませんでした。いったい何を運ぶために開発されたのでしょうか?

①宇宙船 ②自動車 ③ヘリコプター ④戦車
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