『ウルトラマンアーク』すべてが新鮮! 新たな魅力満載のニューヒーロー!

『講談社MOOK ウルトラQからシン・ウルトラマンまで』よりぬきコラム【特別回】

テレビマガジン編集部

きら星のごとく輝く傑作ぞろいのウルトラマンシリーズの誕生の秘密を解き明かすムック『ウルトラQからシン・ウルトラマンまで』から、テレビシリーズ1作品ごとにその魅力をお伝えしていますが、今回は最新作で、新鮮さに満ちて初心者もマニアもワクワクさせる『ウルトラマンアーク』(2024年)を紹介しましょう。
怪獣が頻出する世界で戦うウルトラマンアークは、夢を守るヒーローだ。  ©円谷プロ ©ウルトラマンアーク製作委員会 PHOTO/講談社
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怪獣災害が日常の世界で、快活な主人公が明るく大活躍!

鎧甲殻獣シャゴンは寄生生物により急速な成長を遂げ、50メートル級に。  ©円谷プロ ©ウルトラマンアーク製作委員会 PHOTO/講談社
『ウルトラマンアーク』は、世界中で怪獣が同時多発的に出現した「K‐DAY」から16年が経ち、怪獣災害が日常のものとなった、日本の星元市を舞台とした物語です。

日頃は閑静な星元市ですが、県境の獅子尾山には16年前に現れた宇宙獣モノゲロスの角が突き刺さり、第1話ではその角の中に潜伏していた宇宙寄生生物ウーズが突然復活したりしています。

また、主人公である飛世ユウマの両親は、K‐DAYに家族3人で獅子尾山にキャンプ中だったため、ユウマを残して怪獣災害の犠牲となっています。

ウルトラマンアークに変身できるユウマは怪獣の調査を行うチーム、「SKIP 星元市分所」の一員となり、通常は明朗な新人調査員として、怪獣出現時にはウルトラマンアークとなって活躍するのです。

想像力がパワーの源! 走れ、ユウマ!

長い鼻で突風を起こす古代怪獣リオドを、アークのアークアイソードが切り裂く。  ©円谷プロ ©ウルトラマンブレーザー製作委員会 PHOTO/講談社
「怪獣防災科学調査所」の略称であるSKIPは地球防衛隊とは違い、怪獣出現時の主な任務も戦うことではなく、周辺住民への注意喚起と避難誘導になっています。

そのため、星元市分所のメンバーたちも家族的な雰囲気で、そのなかでユウマは人間としても、調査員としても、そしてウルトラマンとしても成長していくのです。

また作品の中で重要なキーワードとなるのが「想像力」です。

ウルトラマンアークの姿かたちや、技や能力も、ユウマが幼少時に「さいきょうのヒーロー」として想像して、スケッチブックに描いていたものでした。

もちろんウルトラマンアークがまとうソリスアーマー、ルーナアーマーといったアーマーも、ユウマが想像したものだったのですが、その想像の産物だった「さいきょうのヒーロー」に、ユウマは変身して怪獣たちと戦えるようになったのです。

夢見る力で人々の夢を守り、未来を作る──そんなユウマとウルトラマンアークの活躍にこれからもご期待ください。

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てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga