大島 康嗣
カメラマン
1942年埼玉県生まれ。1964年講談社写真部カメラマンとなり、『週刊少年マガジン』グラビア担当。1965年から2020年までじつに55年に渡って、特撮映像作品のスチールを撮り続ける。
【ウルトラマンデッカー】かわいいって言うな！ メトロン星人マルゥルがふたたび登場！
TELEMAGA.netが独自につかんだ『ウルトラマンデッカー』の最新情報を大公開！
2022.10.07
『ウルトラマンデッカー』の放送前日に、TELEMAGA.netがキャッチした第13話の【独自】情報をいち早くお届けします。これを読んだら、本編が楽しみで夢に出てくる!?
【前話までのストーリー】
かつての怪獣災害もなくなり、地球は束の間の平和を取り戻していた。
そんな中、人類は、さらなる宇宙進出をめざそうとしていた。
ところが、突如現れた謎の宇宙浮遊物体「スフィア」が世界各地に飛来し、地球は謎の物質に包まれてしまう。
宇宙へ行くことも、他の星との交信もできなくなってしまったのだ。
ウルトラマンデッカーへと変身する力を得たアスミ カナタは、「GUTS-SELECT」の新人隊員となり、仲間とともに、宇宙からの脅威に立ち向かうのだった。
だが、つぎつぎと現れる、怪獣たち。
デッカーの苦戦がつづくが、「GUTS-SELECT」のアサカゲ ユウイチロウ博士は、地球を守るためのロボット、テラフェイザーを完成させる。
【前話までのストーリー】
かつての怪獣災害もなくなり、地球は束の間の平和を取り戻していた。
そんな中、人類は、さらなる宇宙進出をめざそうとしていた。
ところが、突如現れた謎の宇宙浮遊物体「スフィア」が世界各地に飛来し、地球は謎の物質に包まれてしまう。
宇宙へ行くことも、他の星との交信もできなくなってしまったのだ。
ウルトラマンデッカーへと変身する力を得たアスミ カナタは、「GUTS-SELECT」の新人隊員となり、仲間とともに、宇宙からの脅威に立ち向かうのだった。
だが、つぎつぎと現れる、怪獣たち。
デッカーの苦戦がつづくが、「GUTS-SELECT」のアサカゲ ユウイチロウ博士は、地球を守るためのロボット、テラフェイザーを完成させる。
今回の主役は俺サマだ！
第13話「ジャンブル・ロック」に登場するのは、メトロン星人のマルゥルだ！
『ウルトラマントリガー』では、「GUTS-SELECT」の隊員として活躍していた。
なんと彼は、TPUの技術部に戻り、あらたな研究を続けているというのだ！
『ウルトラマントリガー』では、「GUTS-SELECT」の隊員として活躍していた。
なんと彼は、TPUの技術部に戻り、あらたな研究を続けているというのだ！
メトロン星人マルゥル
いろんな作品に登場していたメトロン星人！
ここで、マルゥルの種族であるメトロン星人について、説明しておこう。
はじめて登場したのは、1967年から1968年にかけて放送された、『ウルトラセブン』第８話「狙われた街」だ。
幻覚を引き起こし、凶暴化させる成分を持つ赤い結晶体。
その粉を混ぜたタバコを、地球人に吸わせることで、混乱に陥れようと企んでいた。
だが、そのもくろみは、ウルトラセブン（＝モロボシ・ダン）によってくだかれてしまう。
はじめて登場したのは、1967年から1968年にかけて放送された、『ウルトラセブン』第８話「狙われた街」だ。
幻覚を引き起こし、凶暴化させる成分を持つ赤い結晶体。
その粉を混ぜたタバコを、地球人に吸わせることで、混乱に陥れようと企んでいた。
だが、そのもくろみは、ウルトラセブン（＝モロボシ・ダン）によってくだかれてしまう。
セブンのアイスラッガーでまっぷたつにされてしまうメトロン星人（『ウルトラセブン』第８話「狙われた街」）
ところで、メトロン星人というと、昭和なシーンを思い浮かべる人も多いのではないだろうか。
有名な場面なので、これも紹介しておこう。
メトロン星人がモロボシ・ダンを招き寄せた部屋は、畳敷きの古いアパートで、真ん中にはちゃぶ台が置いてある。
ここでふたりは、地球の存亡をかけた真剣な話し合いをするのだ。
有名な場面なので、これも紹介しておこう。
メトロン星人がモロボシ・ダンを招き寄せた部屋は、畳敷きの古いアパートで、真ん中にはちゃぶ台が置いてある。
ここでふたりは、地球の存亡をかけた真剣な話し合いをするのだ。
モロボシ・ダンと対話するメトロン星人（『ウルトラセブン』第８話「狙われた街」」）
そして、巨大化したメトロン星人とセブンが戦ったのは、夕日に染まる北川町にある工業地帯の川だ。
メトロン星人といえば、これらのシーンの印象が強いのだ。
メトロン星人といえば、これらのシーンの印象が強いのだ。
夕日に染まる下町での決闘シーン（『ウルトラセブン』第８話「狙われた街」）
ちなみに、『ウルトラマントリガー』第13話「狙われた隊長 〜マルゥル探偵の事件簿〜」では、マルゥルが、自分が大好きなテレビ番組『北川人情放浪記』の主人公の扮装をして登場するシーンがある。
この「北川」というのは、さきほど、セブンがメトロン星人と戦った町と同じ名前になっている。
この「北川」というのは、さきほど、セブンがメトロン星人と戦った町と同じ名前になっている。
葛飾柴又に住んでいた、あの人にそっくりな格好のマルゥル（『ウルトラマントリガー』第13話「狙われた隊長 ～マルゥル探偵の事件簿～」）
まっぷたつにされたはずのメトロン星人が復活!?
ところで、ウルトラセブンにまっぷたつにされたメトロン星人には後日談とも言えるエピソードが存在する。後の『ウルトラマンマックス』（2005～2006年）では、まっぷたつにされたあと、縫い合わされて生き延びていたメトロン星人が登場するのだ！
縫い目の痕が残るメトロン星人（『ウルトラマンマックス』第24話「狙われない街」）
ちなみに、この再生したメトロン星人が登場した回のタイトルは「狙われない街」。
ウルトラセブンの「狙われた街」に対するアンチテーゼともいえる作品になっている。
ぜひ、この二作品は、合わせて観てほしい。
どちらの作品もTSUBURAYA IMAGINATIONで視聴できるぞ！
ウルトラセブンの「狙われた街」に対するアンチテーゼともいえる作品になっている。
ぜひ、この二作品は、合わせて観てほしい。
どちらの作品もTSUBURAYA IMAGINATIONで視聴できるぞ！
メトロン星人に子どもがいた!?
メトロン星人は、他にも、『ウルトラマンＡ』（1972～1973年）にも登場していた。
このときは、メトロン星人Jr.と呼ばれていた。
「Jr.」とつくのは、セブンで倒されたメトロン星人の子どもだかららしい。
このJr.には、口にも見える切り込みがあり、メトロン星人の特徴的とも呼べるいそぎんちゃくのような腕からは指がのぞいているという、独特の姿をしていた。
マルゥルにも指があったことから、メトロン星人の幼体には、指のようなものがあるのかもしれない。
このときは、メトロン星人Jr.と呼ばれていた。
「Jr.」とつくのは、セブンで倒されたメトロン星人の子どもだかららしい。
このJr.には、口にも見える切り込みがあり、メトロン星人の特徴的とも呼べるいそぎんちゃくのような腕からは指がのぞいているという、独特の姿をしていた。
マルゥルにも指があったことから、メトロン星人の幼体には、指のようなものがあるのかもしれない。
意外と凶暴なメトロン星人Jr.（『ウルトラマンＡ』第７話「怪獣対超獣対宇宙人」）
話を『ウルトラマンデッカー』に戻そう。
第13話では、マルゥルが、「GUTS-SELECT」を「とある」危機から救うことになるぞ。
それは、放送を観てからのお楽しみだ。
マルゥルが登場したら、くれぐれも、「かわいい」って言わないように！
第13話では、マルゥルが、「GUTS-SELECT」を「とある」危機から救うことになるぞ。
それは、放送を観てからのお楽しみだ。
マルゥルが登場したら、くれぐれも、「かわいい」って言わないように！
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テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X（旧Twitter）：@tele_maga Instagram：＠tele_maga
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X（旧Twitter）：@tele_maga Instagram：＠tele_maga