2月25日 帰ってきたウルトラマン 郷がズール星人の罠にはまる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月25日(1972年)

テレビマガジン編集部

事故はズール星人の策略だった!

指示を出すズール星人  ©円谷プロ
一方、紙芝居屋の老人は、紙芝居の道具に偽装した通信機で、ズール星人と交信していた。郷は、ズール星人の罠にはめられたのだ。老人自身もズール星人であり、今度は紙芝居にも登場した、レッドキラーで破壊活動を開始する。

一方、郷は徹が入院している病院を訪れていた。徹の両親は忙しいらしく、彼に付き添っている人は誰もいない。さらに、徹の容体が悪化。郷はレッドキラーが出現していることを知るが、任務に就けないこと、徹を放って置けないことから出動することはできなかった。

郷に言われ、MATと交戦するレッドキラーの様子を観察していた次郎は、その戦いが紙芝居で見た話とそっくりであることに気づく。その後、レッドキラーはMATの新兵器「スーパーカノン」を受けて撃退されたかに思われた。しかし、レッドキラーは撤退しただけだった。老人は再びレッドキラーを出現させると、老人の正体を見た徹、そして郷を殺すためにレッドキラーに病院を襲わせる。

病院から徹を連れて逃げる郷。そこに伊吹隊長も合流した。すると徹が奇跡的に意識を取り戻す。紙芝居屋の老人が宇宙人であるという証言を受けた伊吹隊長は、郷の処分を解き、現場に向かわせた。老人は岸田隊員に倒され、郷はジャックに変身。レッドキラーのブーメランに苦戦するものの、ウルトラブレスレットをブレスレットムチに変化させ、ブーメランをからめとる。そして、そのブーメランでレッドキラーを斬り裂き、勝利を収めたのだった。

ブーメラン怪獣 レッドキラー

爆発するガスを吐く  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
ブーメラン怪獣 レッドキラー

身長/50メートル
体重/3万8000トン

ズール星人の指示を受けて行動する怪獣。両手のブーメランが武器。耐久力も高く、核爆弾と同等の威力を持つMATのスーパーカノンでもダメージを受けなかった。

登場エピソード:『帰ってきたウルトラマン』第46話「この一撃に怒りをこめて」(1972年2月25日放送)
脚本:田口成光/特殊技術:佐川和夫/監督:鍛冶 昇

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
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2月25日は郷がズール星人の罠にはまった日

2月25日は、紙芝居屋の老人に変装したズール星人が暗躍。郷に交通事故の濡れ衣を着せたエピソードの日。無事に郷の疑いは晴れ、徹も退院することができたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。