9月18日 ウルトラマン モンスター博士が育てたジラースが出現!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 9月18日(1966年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月18日」(1966年)。
ジラースと戦うウルトラマン  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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“初代”ウルトラマンが活躍する『ウルトラマン』は、科学特捜隊のハヤタ・シンが、ウルトラマンと一体化し、怪獣や宇宙からの侵略者から地球を守るために戦う物語だ。前作の『ウルトラQ』で描かれた、怪獣や宇宙人によって引き起こされる超常現象や事件といった要素に加え、ウルトラマンというヒーローを登場させることで、前作を上回る大人気番組となった。

北山湖で、魚が異常繁殖していた。原因を探るため、現場に向かった科学特捜隊。そこには、「モンスター博士」と呼ばれる男が育てた怪獣・ジラースがいた。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ハヤタたちが北山湖を訪れる

1966年9月18日は『ウルトラマン』第10話「謎の恐竜基地」が放送された日です。魚の異常繁殖の原因を調べるため、北山湖にやってきたハヤタとイデ隊員、アラシ隊員。アラシは、特殊潜航艇S21号で北山湖に潜り、調査を開始する。しかし、とくに異常は見られなかった。帰還しようとするハヤタたちに、ムラマツキャップは休暇を与える。ハヤタたちは北山湖近くのホテルに泊まり、山のレジャーを楽しむことになった。

一方、雑誌「少年グラフ」の久保記者と林カメラマンは、恐竜の取材のため「モンスター博士」の異名を持つ中村博士の屋敷を訪れていた。そこで久保は、15年前にネス湖に探検に行き、行方不明になってしまった二階堂教授の話をした。中村博士によると、二階堂教授は自分同様、恐竜に入れ込んでいた男らしい。

その夜、イデ隊員は久保とともに、北山湖で怪獣のような物体を発見。さらに、ボートを漕ぐ人影を見つけ、それを追う。すると、その先には謎の研究室があった。
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