あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月14日」(1973年)。
ある国が開発したトロン爆弾の影響で怪獣化したムルロアが、地球に襲来。タロウを倒したムルロアは、煙によって世界を闇に包む。タロウは地球を救うため、宇宙のあらゆる平和を作り出すと言われる「ウルトラベル」を求めて、ウルトラの国に帰還する。
スペースモスが地球に襲来
その後、光太郎は下宿先である白鳥家の健一の友人でもある、4男2女の岩森家の兄弟と知り合う。6人は、ウルトラ兄弟になぞらえ、それぞれゾフィーやウルトラマンといったあだ名で呼ばれていた。岩森夫妻は、結婚以来はじめてとなる、夫婦ふたりだけの旅行に行こうとしていた。出発前、レコーダーに子どもたちへのメッセージを記録する夫妻。
しかし、ふたりの乗った旅客機は、謎の蛾の大群に襲われ、墜落してしまう。怪獣事件かどうかを調査しに、光太郎はコンドル1号で現場に向かう。しかし、その場に怪獣の出現した痕跡は見られず、帰還することに。すると、コンドル1号のキャノピーに、1匹の蛾が止まっていることに気づく。