あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月13日」(2008年)。
ダイゴ役の長野 博氏をはじめ、各作品の主人公とヒロインは、オリジナルキャストが出演。さらに、隊員役などのキャストも、作中のさまざまなシーンに登場する。
テレビ番組『ウルトラマン』が大好きだったマドカ・ダイゴ、アスカ・シン、高山我夢の3人は、いつしか夢を忘れ、平凡な大人になっていた。そんな中、謎の蜃気楼が現れ、ダイゴは近所に住むハヤタたちが、かつてテレビで観たウルトラヒーローに変身するところを目撃。さらに、見たことのないウルトラマン(=ウルトラマンメビウス)の戦いに遭遇するのだった。
謎の蜃気楼が出現
そんなダイゴも大人になり、今は横浜市の市役所職員として、観光課で勤務している。しかし、ある日、謎の蜃気楼が出現。ダイゴは怪獣を目撃する。さらに、「メビウス」と呼ばれる、見たことのないウルトラマンが十字架に拘束されていた。すると、尊敬している近所に住むハヤタ、ダン、郷、北斗が、昔テレビで観たウルトラマンやウルトラセブンに変身を果たす。
その様子を目撃して、驚くダイゴ。しかし、気がつくとダイゴは職場にいた。居眠りをしていたところを、上司のムナカタに怒られる。翌日、蜃気楼は消え、横浜は平凡な日々を取り戻したのだった。ダイゴはアスカや我夢にそのことを話すが、ふたりは本気にしない。しかし、後日、ダイゴは蜃気楼で見た幻の続きを見る。ウルトラマンメビウスがウルトラ兄弟と融合してウルトラマンメビウス メビウスインフィニティーになり、Uキラーザウルス・ネオを撃破したのだ。その後、ダイゴは謎の青年(ヒビノ ミライ=ウルトラマンメビウス)に応援のお礼をいわれる。