9月13日 昭和・平成のヒーローが集結! ウルトラ8兄弟がギガキマイラを撃破!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 9月13日(2008年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月13日」(2008年)。
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並び立つ8大ウルトラマン  ©円谷プロ PHOTO/講談社
映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』は、2008年9月13日より上映が開始された。『ウルトラマンティガ』のマドカ・ダイゴを主人公に、『ウルトラマンダイナ』のアスカ・シン、『ウルトラマンガイア』の高山我夢、そして『ウルトラマン』〜『ウルトラマンA』と当時最新のヒーローだった『ウルトラマンメビウス』が総登場。『ウルトラマン』がテレビ番組として放送されていた並行世界を舞台に、昭和と平成のウルトラマンが共演を果たす。

ダイゴ役の長野 博氏をはじめ、各作品の主人公とヒロインは、オリジナルキャストが出演。さらに、隊員役などのキャストも、作中のさまざまなシーンに登場する。


テレビ番組『ウルトラマン』が大好きだったマドカ・ダイゴ、アスカ・シン、高山我夢の3人は、いつしか夢を忘れ、平凡な大人になっていた。そんな中、謎の蜃気楼が現れ、ダイゴは近所に住むハヤタたちが、かつてテレビで観たウルトラヒーローに変身するところを目撃。さらに、見たことのないウルトラマン(=ウルトラマンメビウス)の戦いに遭遇するのだった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

謎の蜃気楼が出現

2008年9月13日は『大決戦!超ウルトラ8兄弟』の上映が開始された日です。ダイゴとアスカ、我夢は小さいころから仲の良い3人組だった。虫を捕まえに駆けまわったり、駄菓子屋でお菓子を買ったり、それぞれ、宇宙船の船長になる、プロ野球選手になる、宇宙船を作るという夢を語りあう。知らない赤い靴を履いた少女と友だちになり、遊んだこともあった。そして、そんな彼らには、いっしょにテレビで観た大好きな『ウルトラマン』がつねに共にあったのだ。

そんなダイゴも大人になり、今は横浜市の市役所職員として、観光課で勤務している。しかし、ある日、謎の蜃気楼が出現。ダイゴは怪獣を目撃する。さらに、「メビウス」と呼ばれる、見たことのないウルトラマンが十字架に拘束されていた。すると、尊敬している近所に住むハヤタ、ダン、郷、北斗が、昔テレビで観たウルトラマンやウルトラセブンに変身を果たす。

その様子を目撃して、驚くダイゴ。しかし、気がつくとダイゴは職場にいた。居眠りをしていたところを、上司のムナカタに怒られる。翌日、蜃気楼は消え、横浜は平凡な日々を取り戻したのだった。ダイゴはアスカや我夢にそのことを話すが、ふたりは本気にしない。しかし、後日、ダイゴは蜃気楼で見た幻の続きを見る。ウルトラマンメビウスがウルトラ兄弟と融合してウルトラマンメビウス メビウスインフィニティーになり、Uキラーザウルス・ネオを撃破したのだ。その後、ダイゴは謎の青年(ヒビノ ミライ=ウルトラマンメビウス)に応援のお礼をいわれる。
次のページへ ダイゴがミライと出会う
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