あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「7月1日」(2006年)。
『ウルトラQ』から『ウルトラマン80』までの昭和に放送されたウルトラマンシリーズと、物語が直接的につながっているのも特徴だ。
以前所属していたレーシングチームの監督カドクラとツーリングにきたカザマ マリナ。そこで、マリナは以前GUYSの適性試験で知り合ったサワキ リンコという女性と再会する。久しぶりの再会に喜ぶマリナだったが、彼女たちはムカデンダーに襲われてしまう。
八幡ヶ岳にツーリングにやってきたマリナ
マリナたちが崖の下に降りると、カドクラはリュックサックを発見。中身を確認しようとすると、突然川に向かって背負い投げをされてしまう。そこへマリナが駆けつけた。カドクラを投げ飛ばしたのは、先ほど崖から飛び降りようとした女性で、偶然にもマリナが過去にGUYSの適性試験で知り合ったサワキ リンコだった。
リンコは登山家で、崖から飛び降りたのではなく、ロープを使って降りていたのだ。荷物を漁る泥棒と勘違いされ、川に投げ飛ばされてしまったカドクラはびしょ濡れになり、焚き火をして服を乾かすことになる。そのなかで、3人はお互いの誤解を解くことができた。そして、リンコが崖から降りていたのは練習のためではなく、誰かのリュックサックが崖に引っかかっていたからだった。
すると、突如銃声が響く。マリナたちは音がしたほうに向かうと、そこには猟銃が残されていた。そして、地中からムカデンダーが出現。猟銃の持ち主であるハンターが、ムカデンダーに襲われてしまったのだ。マリナはGUYSの基地であるフェニックスネストに連絡を取ろうとするが、なぜか通信が使えない。一方、GUYSは八幡ヶ岳に異常な電界が発生したという報告を受け、調査に向かった。