あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月11日」(1966年)。
嵐の去った宇浪里町(うなりまち)にガボラが出現。ウランを求めて進撃をはじめた。科学特捜隊は、ウランカプセルを餌にガボラの進路を変える作戦を開始する。
今回の『ウルトラマン』第9話「電光石火作戦」は、2022年公開の映画『シン・ウルトラマン』序盤でウルトラマンと戦った、敵性大型生物第8号 地底禍威獣「ガボラ」の元となった怪獣が登場するエピソードです。
復興作業中の町にガボラが現れた
ガボラは宇浪里町を破壊したあと、隣の阿部町に向かって進みはじめていた。阿部町にはウラン貯蔵庫があり、ガボラはウランを求めているのだ。このままでは、一帯が放射能で汚染されてしまう。科学特捜隊は阿部町からガボラを遠ざける作戦を立てる。
科学特捜隊と防衛軍は、火炎放射でガボラの進路を変更させたが、ガボラが向かったのは山岳少年団がキャンプをしているバンガローのある方角だった。ハヤタは、ヘリコプターでウランカプセルを吊り下げ、ガボラを誘導する危険な作戦に出る。