2月15日 ウルトラマンティガ 排気ガスを求める怪獣が出現!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月15日(1997年)

テレビマガジン編集部

リトマルスは排気ガスに反応していた!

一度ダイブハンガーに帰還したダイゴたち。ホリイは、高速道路のトンネルに蓄積した排気ガスが霧の正体だと推測。持ち帰ったサンプルの調査を開始した。一方、少年たちが噓を言っていないと感じていたダイゴは、再び利戸間町に向かったのだった。そのころ、少年たちは煙が噴出した場所を調べていた。そこは地割れのようになっており、隙間から排気ガスのにおいが充満している。

すると、地響きとともに煙が噴き出し、怪獣・リトマルスが出現した。彼らが聞いたのは、ほんものの怪獣の鳴き声だったのだ。ちょうど現場に到着したダイゴは、少年たちを救出すると、本部にリトマルス出現を報告。しかし、リトマルスは強力な酸を吐いてダイゴたちの乗るデ・ラ・ムを襲う。

デ・ラ・ムがトンネルに入ると、リトマルスは目標を変え、街に向かって進撃しはじめた。ダイゴは少年たちを安全なトンネル内に残すと、住民の避難誘導に向かう。一方、ホリイは少年たちを信じなかったことを反省し、リトマルスの酸を中和させるための薬品を作りはじめていた。しかし、リトマルスは、車の排気ガスを餌にしていた。街中の車が停車し、排気ガスを出す車がなくなると、リトマルスは再びデ・ラ・ムのほうに向かってしまう。

デ・ラ・ムに迫るリトマルス。しかし、ギリギリのところでダイゴが変身したウルトラマンティガが登場し、少年たちを救った。酸を噴射して攻撃してくるリトマルスに対し、ティガはスカイタイプにチェンジ。だが、リトマルスは触手をムチのように振り回し、ティガを追い詰める。するとホリイが「ホリイスペシャル中和剤」を完成させ、現場に到着。中和剤を受け、パワーダウンしたリトマルスに、ティガはランバルト光弾を発射して撃破したのだった。

強酸怪獣 リトマルス

排気ガスを求めて街を動き回った  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
強酸怪獣 リトマルス

身長/51メートル
体重/4万8000トン

車の排気ガスを吸っていた怪獣。体の上部にある穴から酸を噴射することができる。意外と身軽でもあり、2本の触手はムチのように振るうほか、自身の体をジャンプさせるためにも使用する。

登場エピソード:『ウルトラマンティガ』第24話「行け!怪獣探険隊」(1997年2月15日放送)
脚本:平野靖士/特技監督:大岡新一/監督:岡田 寧

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2月15日は排気ガスを吸うリトマルスが出現した日

2月15日は、利戸間町にリトマルスが出現したエピソードの日。公害によって成長したリトマルス。20世紀に大人たちが汚した地球に、子どもたちはずっと住まなくちゃならないのかと呟くダイゴ。それを聞いて、ホリイは悪ガキのいたずらも大目に見ようと、一瞬だけ思ったのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga