5月24日 ウルトラマンレオ 地球に芽生えた不思議な植物の正体は?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 5月24日(1974年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月24日」(1974年)。
ケンドロスと戦うウルトラマンレオ  ©円谷プロ
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1974年4月12日より放送が開始された『ウルトラマンレオ』。地球を防衛する宇宙パトロール隊MAC(マック)のおおとりゲン隊員が変身するウルトラマンレオは、L77星が故郷で宇宙拳法の達人。得意の格闘技で宇宙の平和をまもる。ウルトラセブン=モロボシ・ダンがMACの隊長を務めていたことや、シリーズ後半のハードなストーリー展開は現在でも、ファンの間で語り草になっている。

梅田カオルが摘んできた花が、宇宙植物であることに気づいたゲン。しかし、亡き両親の遺影に花を供えると言うカオルから、花を取り上げることができなかった。だがその後、怪獣ケンドロスが出現。この花は、ケンドロスの強力な武器になる剣輪草だった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

カオルが宇宙植物を摘んでくる

1974年5月24日は『ウルトラマンレオ』第7話「美しい男の意地」が放送された日です。ある日、カオルは珍しい花を見つけた。その場にいたゲンは、その花が地球のものではないことに気づき、安全のため捨てるよう説得する。しかし、カオルは両親の遺影に花を供えるのだと言い張り、それを拒否。普段カオルたちの面倒を見ている山口百子もカオルの味方をしたのだった。

宇宙植物であるという確信はあるものの、その植物が有害なものであるかはわからなかった。ゲンは強く出ることができず、カオルが花を家に持ち帰るのを見届ける。しかし、そのことをダンに報告すると、激しい𠮟責を受けた。話の内容から、花が剣輪草だと推測するダン。剣輪草は、それ自体に毒はないものの、成長すると花弁が鋼鉄のように固くなる性質を持っている。そして、それを武器として使用する怪獣がいるという。

ダンの推測どおり、その花は剣輪草だった。その日の夕方、剣輪草は窓ガラスを突き破り、どこかに飛んでいく。それと同時に、地球に怪獣・ケンドロスが現れた。ケンドロスは剣輪草に光線を浴びせると、剣輪草は巨大化。ケンドロスはそれを頭頂部に装着した。

ゲンはウルトラマンレオに変身。ケンドロスに戦いを挑む。しかし、ケンドロスは剣輪草の花弁をブーメランのように飛ばし、レオを攻撃。レオは多数のブーメランをさばききれず、ダメージを受けて倒れてしまう。
次のページへ 剣輪草に対抗するためゲンが特訓!
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