あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月24日」(1974年)。
梅田カオルが摘んできた花が、宇宙植物であることに気づいたゲン。しかし、亡き両親の遺影に花を供えると言うカオルから、花を取り上げることができなかった。だがその後、怪獣ケンドロスが出現。この花は、ケンドロスの強力な武器になる剣輪草だった。
カオルが宇宙植物を摘んでくる
宇宙植物であるという確信はあるものの、その植物が有害なものであるかはわからなかった。ゲンは強く出ることができず、カオルが花を家に持ち帰るのを見届ける。しかし、そのことをダンに報告すると、激しい𠮟責を受けた。話の内容から、花が剣輪草だと推測するダン。剣輪草は、それ自体に毒はないものの、成長すると花弁が鋼鉄のように固くなる性質を持っている。そして、それを武器として使用する怪獣がいるという。
ダンの推測どおり、その花は剣輪草だった。その日の夕方、剣輪草は窓ガラスを突き破り、どこかに飛んでいく。それと同時に、地球に怪獣・ケンドロスが現れた。ケンドロスは剣輪草に光線を浴びせると、剣輪草は巨大化。ケンドロスはそれを頭頂部に装着した。
ゲンはウルトラマンレオに変身。ケンドロスに戦いを挑む。しかし、ケンドロスは剣輪草の花弁をブーメランのように飛ばし、レオを攻撃。レオは多数のブーメランをさばききれず、ダメージを受けて倒れてしまう。