12月19日 ウルトラマンガイア アグル誕生の秘密が明かされる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 12月19日(1998年)

テレビマガジン編集部

アグルvsアグル!

我夢は、プロノーン・カラモスに到着。そこには、藤宮の研究者仲間であった稲森京子博士がいた。藤宮はアルケミー・スターズを抜けたのち、稲森博士とともにここで研究を続けていたらしい。藤宮は、生物が病気になった際に働く「自然治癒力」が地球にもあり、本当に地球が破滅するならそれが働くと考えていたという。「本当の地球の意思」を確かめるために観測・研究を続けた藤宮と稲森博士。そしてある日、プロノーン・カラモスの観測プールに、眩い光が現れた。藤宮はその光を浴びると、それ以降、藤宮は稲森博士の前から姿を消してしまったらしい。

一方、藤宮もプロノーン・カラモスにたどり着いていた。そして、アグルの光を手にしたプールに飛び込む。「人類の危機が運命なら、地球の意思に沿っていくことが人類に残された唯一の道。それを導くのがアグルの力」。アグルの力をそう解釈した藤宮は、再び力を求める。すると、藤宮の前に光が現れた。
ニセウルトラマンアグル(右)と戦うウルトラマンアグル  ©円谷プロ PHOTO/講談社
しかし、プロノーン・カラモスの外にアルギュロスが出現。アルギュロスは生きていたのだ。藤宮はアグルに変身し、プロノーン・カラモスを破壊しようとするアルギュロスに挑む。しかし、アルギュロスはアグルそっくりの姿に変貌した。アグルを挑発するように笑みを向けるニセアグル。我夢は変身して加勢しようとするが、アグルはそれを止め、ひとりでニセアグルを倒そうとする。そして、アグルはフォトンクラッシャーを繰り出し、ニセアグルを木っ端微塵に粉砕したのだった。

金属生命体 アルギュロス

以前ガイアが倒した、金属生命体 アパテーと同じ能力を持つ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
金属生命体 アルギュロス

身長/52.5メートル
体重/5万2500トン

自らの姿を変化させることができる金属生命体。腕をキャノン砲や槍に変化させることも可能。リキデイターを連続で受け撤退し、ニセウルトラマンアグルとなってアグルと再戦した。

登場エピソード:『ウルトラマンガイア』第16話「アグル誕生」(1998年12月19日放送)
脚本:吉田伸/監督・特技監督:北浦嗣巳

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12月19日はアグルとニセアグルが激突した日

12月19日は、金属生命体のアルギュロスが出現。ニセアグルになり、アグルと激突したエピソードの日。再びアグルの力を受け、パワーアップした藤宮。しかし、このときに固めた地球を守るという藤宮の決意は、人類を含めた地球を守りたいと考える我夢との溝を深めてしまうことにもなるのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

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