9月19日 ウルトラマンZ カネゴンがウルトラメダルを飲み込んだ!?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 9月19日(2020年)

テレビマガジン編集部

ハルキがこれまでの戦いを思い出す

礼儀正しくハルキに名前を名乗るカネゴン。お腹が空いて仕方なかったらしく、お金を主食とするカネゴンはウルトラメダルをお金と勘違いし、食べてしまったのだ。ハルキは、さまざまな方法でカネゴンからウルトラメダルを取り戻そうとするが、どれも失敗。パニックになるハルキに対し、カネゴンは「あのお金、そんなに大事なものだったの?」と問いかける。すると、ハルキははじめてゼットと出会ったときのことを思い出す。

ハルキはセブンガーに乗り、ゲネガーグを相手に戦っていたところ、ウルトラマンゼットが現れた。ゼットと共闘するハルキ。しかし、ふたりはゲネガーグの攻撃を受けたことで、命の危機に陥ってしまう。そして、ゼットの提案を受け、ふたりは一体化。さらに、ウルトラマンゼロ、ウルトラセブン、ウルトラマンレオのウルトラメダルをウルトラゼットライザーにセットし、ウルトラマンゼット アルファエッジに変身したのだ。

すると、急にカネゴンの調子がおかしくなり、くしゃみとともにアルファエッジへの変身に必要な3枚のウルトラメダルを吐き出した。ハルキは、カネゴンにゼットとの戦いの話を聞かせれば、他のメダルも吐き出すと考え、ウルトラマンゼット ベータスマッシュやウルトラマンゼット ガンマフューチャーの戦いの話もカネゴンに伝える。だが、その中でハルキは卵をまもっていたレッドキングを倒してしまったことを思い出す。再び落ち込むハルキに対し、カネゴンはウルトラメダルがハルキのもとに戻りたがっていることを告げるのだった。

その後、カネゴンのお腹の調子が悪くなり、トイレで爆発。無事に(?)ウルトラメダルを取り戻したハルキは、カネゴンと別れるのだった。

コイン怪獣 カネゴン

とくに戦うための能力は持っていないようだ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
コイン怪獣 カネゴン

身長/2メートル
体重/200キロ

お金を食べる怪獣。左胸にはレジスターのカウンターがあり、お金を食べずにカウンターがゼロになると、死んでしまう。ハルキのウルトラメダルをお金と勘違いし、食べてしまった。なお、『ウルトラQ』に登場した個体は、お金に執着していた人間が変貌したものだった。

初登場エピソード:『ウルトラQ』第15話「カネゴンの繭」(1966年4月10日放送) 
脚本:山田正弘/特技監督:的場 徹/監督:中川晴之助

紹介エピソード:『ウルトラマンZ』第13話「メダルいただきます!」(2020年9月19日放送) 
脚本:池田 遼/監督:内田直之

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9月19日はカネゴンがウルトラメダルを飲み込んだ日

9月19日は、カネゴンがウルトラメダルを飲み込んでしまったエピソードの日。ゼットとの戦いの日々を語る中で、カネゴンから励まされたハルキ。さらに、ゼットもハルキの悩みを知り、ハルキに対してゼットは「怪獣を倒すということを、ともに考える」と言葉を投げかけます。

こうして、心にかかった靄がすこしだけ晴れたハルキ。ハルキとゼットの戦いは、これからも続いていくのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 今日もウルトラ怪獣日和 2022』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。