あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月1日」(2018年)。
かつて先代のロッソとブル、そして妹の美剣サキが立ち向かい、兄たちの命と引き換えに1300年周期の楕円軌道に乗せたルーゴサイト。そのルーゴサイトが1300年経った今、再び地球に迫っていた。そんななか、先代のロッソとブルが倒れた地点であり、また湊ミオが姿を消した場所であるアイゼンテック社の地下室では、カツミ、イサミそしてサキのルーブジャイロが共鳴するように光り出し、15年間行方不明だったミオが、次元の彼方から帰還。カツミとイサミは、ミオが偶然引き連れてきてしまったカミソリデマーガと戦うのだが……。
帰ってきたミオ
一時的に変身できないカツミたちに代わって、サキがルーブジャイロを使ってホロボロスに変身し、カミソリデマーガに挑む。しかし、ウルトラマンロッソとウルトラマンブルに敗北したばかりのサキは力を発揮できず倒され、カミソリデマーガはどこかに消えてしまった。その後、カツミたちはミオとともに帰宅。ウシオとミオは再会を果たす。
ミオは、アサヒとお風呂に入った。ミオにも、アサヒの正体が誰なのかわからなかったが、「アサヒ」という名前は、女の子が生まれたらつけたいと考えていた名前だとアサヒに明かす。そして、自分が誰なのか分からず落ち込んでいるアサヒを、ミオは家族の一員として迎えるのだった。