8月11日 ウルトラマンコスモス ドイガキ隊員が怪獣モグルドンを一本釣り!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」8月11日(2001年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月11日」(2001年)。
モグルドンと戦うウルトラマンコスモス  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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2001年7月7日より放送が開始された『ウルトラマンコスモス』。心優しき青年・春野ムサシは、怪獣をむやみに殺さず保護するという目標を掲げるチームEYES(アイズ)に入隊。ムサシは子どものころに出会ったウルトラマンコスモスと再会し、一心同体となって怪獣と人間の共存という理想のために戦う。

長い尻尾を持つ怪獣・モグルドンが地震を引き起こしてしまった。地中から尻尾だけを出すモグルドンに、ドイガキ隊員は怪獣一本釣り作戦を提案する。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

地震を起こす怪獣が現れる

2001年8月11日は『ウルトラマンコスモス』第6話「怪獣一本釣り」が放送された日です。メカの中核になる「コアモジュール」の前後にパーツを装着することで、さまざまな性能を発揮するチームEYESの航空機・テックサンダー。そのなかでも、随一のパワーを誇るテックサンダー3号の飛行訓練にドイガキ コウジ隊員は挑んでいた。しかし、ドイガキはテックサンダー3号の操縦が苦手で、危うく墜落しそうになってしまう。同乗していたミズキ シノブ副隊長により自動操縦に切り替わってことなきを得るも、1日3時間の飛行訓練を課せられてしまう。

すると、街で突如マグニチュード8の地震が発生。震源地が移動するという異常な現象が見られたため、チームEYESは出動した。上空からの調査の結果、地震の原因はやはり怪獣だった。すると、地中から鞭のようなものが出現。それはすぐに地中に戻ってしまったため、EYESはデータを持って帰還する。怪獣は、ドイガキによってモグルドンと命名された。解析の結果、地中から出てきた鞭のようなものはこの怪獣の尻尾であることが判明。モグルドンが出現した周辺では地下鉄工事のための地質調査が行われており、それに使われているマイクロウェーブに眠りを妨げられ、出てきてしまったのだと推測された。

そこで、ドイガキはモグルドンの尻尾にテックサンダー3号でケーブル弾を撃ち込み釣り上げる「怪獣一本釣り作戦」を提案する。作戦がヒウラ ハルミツキャップに認められ、ウキウキのドイガキだったが、「言い出しっぺ」としてテックサンダー3号の操縦も任されてしまうのだった。
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