11月6日 ガルベロスを倒せ! ウルトラマンネクサス誕生の秘密が明かされる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 11月6日(2004年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「11月6日」(2004年)。
ガルベロスと戦うウルトラマンネクサス ジュネッス  ©円谷プロ PHOTO/講談社
2004年10月2日から放送が開始された『ウルトラマンネクサス』では、スペースビーストを撃退するナイトレイダーに所属する孤門一輝(こもん かずき)を中心に据えつつ、ウルトラマンに変身するデュナミスト(適能者)が複数登場。ウルトラマンの力が代替わりし、受け継がれていく構成となっている。トラウマ級のハードなストーリー展開も特徴だ。

地球解放機構・TLTの作戦参謀・吉良沢 優の命令で、ナイトレイダーはインセクトタイプビースト バグバズンと交戦するネクサスを攻撃した。その後、ネクサスの攻撃を受けたバグバズンは地中に逃走。姫矢 准は変身を解除する。しかし、そこに孤門と西条 凪副隊長が現れた。凪は姫矢に発砲してしまう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

姫矢の正体を探る孤門

2004年11月6日は『ウルトラマンネクサス』第6話「遺跡 -レリック-」が放送された日です。孤門は凪の発砲を止めることができず、銃弾は姫矢に向かって飛んでいく。しかし、姫矢の前にバリアのようなものが展開され、攻撃から身を守った。姫矢は適能者(デュナミスト)が所持する光線銃・ブラストショットで石柩のようなものを召喚し、その中に姿を消した。

孤門はその石柩・ストーンフリューゲルに触れると、どこかの国で起きた戦争と、それに巻き込まれる人々、そしてひとりの少女の映像を観る。その後、ストーンフリューゲルは振動波を発し、飛び去っていった。ナイトレイダーの基地であるフォートレスフリーダムに帰還した孤門たち。孤門は振動波の影響で気を失っており、凪が和倉隊長に状況を報告する。しかし、「ウルトラマンと思われる生命体の痕跡はあったか?」という和倉隊長の問いに、ネクサスがスペースビーストであると考え、自らの手で倒すことを望む凪は「何も無かった」と嘘の報告をしたのだった。

一方、孤門はストーンフリューゲルに触れたときに観た映像が、姫矢の記憶だと直感的に感じ、それを元に姫矢の素性を探りはじめる。調査の結果、孤門は、姫矢の記憶で観た戦争の写真が、過去の新聞に掲載されているのを発見。そして、自分が探していた男性の名前が姫矢 准だということを知ると、発行元の新聞社を訪れたのだった。姫矢はすでに新聞社を退職していたものの、彼のことを気にかけていた先輩の佐久田 恵と出会う。

一方、姫矢のジャーナリスト仲間である根来甚蔵は、社会に何か大きな存在と、それを隠蔽する動きが起こっていることを感じ、独自に調査を行っていた。そして、その現場に姫矢がいることに気づき姫矢を問い詰める。
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