10月24日 ザ☆ウルトラマン 恐竜の化石の正体は怪獣だった!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 10月24日(1979年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月24日」(1979年)。
スケルドンと戦うウルトラマンジョーニアス  ©円谷プロ
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『ザ☆ウルトラマン』は、ウルトラマンシリーズ初のテレビアニメーション作品として1979年4月4日より放送が開始された。科学警備隊のヒカリ超一郎隊員は、ウルトラの星・U40からやってきたウルトラマンジョーニアスと一体化し、怪獣や宇宙人と戦う。アニメーション制作は日本サンライズ(現・サンライズ、バンダイナムコフィルムワークス)が担当し、著名なクリエーターが多数参加している。

奥多摩から、きれいに全身の形を保った恐竜の化石が発掘される。しかしそれは、化石ではなく怪獣・スケルドンだった。毒ガスを吐くスケルドンの正体を探るため、科学警備隊は奮闘する。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

恐竜の化石が発掘される

1979年10月24日は『ザ☆ウルトラマン』第30話「動きだした巨大化石」が放送された日です。東京・奥多摩で発生した土砂崩れにより、恐竜の化石が現れた。その化石はきれいに恐竜の形を保っており、すぐに発掘調査が行われる。ヒカリとともに現場にやってきたムツミ隊員。発掘作業は、以前から彼女の知り合いだった古代生物博物館の館長が指揮をとっていた。

この化石は、恐竜が存在していたとされる時代よりも何億年も前の地層に埋まっていた。この恐竜は、恐竜が繁栄していた時代以前に存在していたというのだ。恐竜の骨はすべて発掘され、古代生物博物館で復元される。しかしその夜、恐竜の化石は毒ガスを吐きながら動きはじめてしまう。科学警備隊は防毒マスクを装着し、街に向かう恐竜の化石・スケルドンの元に向かった。

ヒカリとトベ隊員はベータミーで出撃。ミサイルを命中させるとスケルドンの骨はバラバラになる。しかし、骨は宙に浮かぶと、再びスケルドンの姿を形作る。完全復活してしまったスケルドンに再度攻撃しようとするヒカリたちだったが、反撃を受けベータミーは不時着。マルメ隊員も地上から攻撃を試みるが、失敗に終わってしまう。すると、スケルドンは炎のような球体となってどこかに飛び去ってしまった。
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