10月24日 ザ☆ウルトラマン 恐竜の化石の正体は怪獣だった!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 10月24日(1979年)

テレビマガジン編集部

スケルドンの弱点を見つけ出せ!

地球防衛軍は総力をあげてスケルドンの捜索を開始。トベはスケルドンが吐く毒ガスを分析し、中和剤の開発を開始する。一方、ヒカリとムツミは館長とともにスケルドンの生態を調べはじめる。スケルドンは何らかの力で恐竜の骨が動いているものだと考えていたヒカリたちだったが、館長は、スケルドンが恐竜の骨ではなく、骨の形をした生物なのかもしれないと思いつく。そして、骨の中に、脳のような体をコントロールするための器官があると考えた。

ムツミはX線でスケルドンの体を調べてみることをゴンドウキャップに提案。すると、スケルドンが再び姿を現した。科学警備隊はX線でスケルドンを投影するためにスーパーマードック号で接近するが、スケルドンの骨の成分のせいなのか、ハレーションを起こして投影することができない。すると、スケルドンはガスの貯蔵施設に向かって進みはじめた。このままでは大爆発を起こしてしまう。スーパーマードック号はスケルドンに接近するが、攻撃を受けて不時着してしまった。

スーパーマードック号から抜け出したヒカリは、ウルトラマンジョーニアスに変身。スケルドンと戦いを開始する。しかし、ジョーニアスのパワーを持ってしてもスケルドンを倒すことはできない。やはり、スケルドンの弱点を探す必要があるのだ。ジョーニアスはウルトラアイで敵の体を透視することができるが、それには敵の動きを止める必要がある。そこで、ジョーニアスは一瞬で大きくエネルギーを消耗するウルトラストッパーを発動。スケルドンの動きを止め、ウルトラアイで骨の中を透視する。

すると、スケルドンの首の骨のひとつに臓器のようなものを発見。ジョーニアスはプラニウム光線でその弱点を破壊し、辛くも勝利を収めたのだった。

骨怪獣 スケルドン

もともと地球に存在したのか、宇宙から飛来したのかは不明  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
骨怪獣 スケルドン

全長/88メートル
体重/1万3000トン

恐竜の骨のような姿をした怪獣。攻撃を受けバラバラにされても、すぐに体を復元することが可能。口から毒ガスを吐き、肋骨をブーメランのように飛ばして攻撃する。

登場エピソード:『ザ☆ウルトラマン』第30話「動きだした巨大化石」(1979年10月24日放送)
作:星山博之/演出:八木岡正美

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラマンネクサス』2023年10月2日(月)より配信開始!
https://m-78.jp/news/post-6867

10月24日は恐竜の化石のような怪獣が現れた日

10月24日は、土砂崩れによって恐竜の化石が出土。しかし、それは怪獣・スケルドンであり、毒ガスを吐いて暴れ回ったエピソードの日。奇妙な姿をした怪獣は、無事に倒されました。しかし、その正体は一切不明のまま。ヒカリたち科学警備隊は、このような世界の謎に対してこれからも挑戦していくことを誓ったのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2024』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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この日、ウルトラマンは何をしていたのだろうか。そんな想いから始まった「ウルトラマン&怪獣手帳」も3冊目の「2024」ではさらにブラッシュアップしてお届けできることになりました。「2023」で大きくなったB6版サイズはそのまま。本文のカラーページの半分の16ページを今回は別冊にして、そのうえで本文2色ページを8ページ増やしています。B6版のスタイリッシュなレッドのビニールカバーに、タイトルは箔押しという、美麗ながらも日常使いもOKなデザインです。ダイアリーとしての使い勝手もばっちりです。
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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。